DRA-CADの図面をポケットに!iPhone、iPad用の無料アプリ「DRA Viewer」
2019年6月24日

管理人のイエイリです。

建築ピボットの3次元CADソフト「DRA-CAD」ユーザーに朗報です。

開発元の建築ピボットはこのほど、DRA-CADの図面を現場や出先で手軽に閲覧できるビューワーアプリ「DRA Viewer」を無料公開しました。

DRA-CADの図面を

ナ、ナ、ナ、ナント、

iPhoneやiPad

に入れて、現場や出張先などに持ち出し、手軽に見られるのです。(建築ピボットのApp Storeプレビューサイトはこちら

「DRA Viewer」の画面。iPhone用(左)とiPad用がある(以下の資料:建築ピボット)

「DRA Viewer」の画面。iPhone用(左)とiPad用がある(以下の資料:建築ピボット)

DRA ViewerはApp Storeから無料でダウンロードできる

DRA ViewerはApp Storeから無料でダウンロードできる

iOS 10.1以降のiPhoneやiPad、iPod touchに対応しており、DRA-CADの図面をストレスなく、サクサク表示させることができます。

使い方は、DRA-CADのメニューから「書き出し」→「XMLで保存」を選び、「MPXL形式」で保存します。

そのファイルをDropboxなどのクラウドフォルダーに保存し、DRA Viewerで開くだけです。

画面のズームや画面移動は、直感的なマルチタッチで簡単に操作できます。また、レイヤーごとに表示を変更したり、レイヤー名を見たりすることも可能です。

使い方のイメージ。DRA-CADでMPXLファイルの形式に保存した図面データをクラウドにアップし、DRA Viewerで開くだけ

使い方のイメージ。DRA-CADでMPXLファイルの形式に保存した図面データをクラウドにアップし、DRA Viewerで開くだけ

レイヤーごとに表示/非表示を切り替えられる

レイヤーごとに表示/非表示を切り替えられる

無料アプリですが、

ユーザー登録は不要

なので、自分だけでなく発注者やお施主さんなどにも、気軽に勧めて図面の情報共有ができます。

まだ、基本的な機能だけなのでレイアウトや3D要素は無視されるほか、塗り図形や画像は表示されないなどの機能制限もありますが、取りあえずDRA-CADの図面をiPhoneなどで手軽に見られるのは、ユーザーにとって「プチ働き方改革」につながりそうですね。

今後は図面上の計測機能やアイデア・コメントなどの注釈追加機能、さらにDRA-CADのネーティブファイルである「MPZ形式」や「MPS形式」への対応も行っていく予定です。

DRA-CADユーザーの方は、ぜひ、お試しくださいね。

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