平成24年度改正省エネ法におけるSAVEシリーズの対応
2013年3月25日

 

平成24年度改正省エネ法におけるSAVEシリーズの対応

  • Last Updated 03/25(Mon) 14:11

平成24年度の省エネ法の改正にて、省エネ基準の見直しが行われました。
建築物(非住宅)の新しい基準は、平成25年4月1日より施行されます(住宅は平成25年10月1日より)。
この度の改正に伴いまして、SAVE-建築、SAVE-PALの新バージョンをリリースします。
(※現在SAVE-建築、SAVE-PALをご利用の方で、省エネルギー計算プログラム利用者の会の会員の方は、そのまま新バージョンへ移行できます。)<!–



SAVE-建築 Ver.2.6 2013年4月リリース予定
SAVE-PAL Ver.2.6 2013年4月リリース予定


–>

製品名 バージョン リリース時期
SAVE-建築 Ver.2.1 2013年4月リリース予定
SAVE-PAL Ver.2.6 2013年4月リリース予定

■省エネ法改正概要
新しい基準は、建物の一次エネルギー消費量を指標とした基準と、外皮の熱損失に係る基準の2本立てになります。
設備のエネルギー基準であるCECが廃止され、これまで設備機器種類ごとに5つに分かれていた基準が、建物全体としての一次エネルギー消費量に統一されます。建築物(非住宅)の外皮基準のPAL(年間熱負荷係数)は存続し、住宅の外皮基準であるQ値(熱損失係数)、μ値(夏期日射取得係数)は、改正後はU値(平均熱貫流率)、η値(平均日射熱取得率)に置き換わります。

■一次エネルギー消費量算定Webプログラム
昨年12月に施行された都市の低炭素化の促進に関する法律(略称:エコまち法)において、一次エネルギー消費量基準の10%削減を目標とした低炭素建築認定制度が発足しました。これに合わせて、一次エネルギー消費量算定Webプログラムが、独立行政法人建築研究所のホームページで公開されました。

・住宅・建築物の省エネルギー基準及び低炭素建築物の認定基準に関する技術情報
http://www.kenken.go.jp/becc/index.html

このうち、建築物(非住宅)のWebプログラムは、Webプログラム用の入力シート(Excelファイル)からCSVファイルを生成し、ブラウザ上でアップロードして計算できる仕組みとなっています。

■新機能:Webプログラムの入力シート作成
SAVE-PALから一次エネルギー消費量算定Webプログラム(建築物用)の入力シートを出力します。
室仕様と、空調に関わる項目をSAVE-PALで入力された建物モデルから抽出し、出力します。

■機能/特徴
・面積拾いの自動化
 SAVE-PALのモデルから、室面積、外壁、窓面積を抽出し、入力シートに出力
・材料の連携
 外壁材、ガラス材の構成、熱貫流率、日射侵入率を入力シートに出力
・入力シートの入力支援機能
 入力項目のうち、選択項目はリストから選択
 室用途の選択リストを建物用途から絞り込んで表示
 計算対象となる室仕様を各シートへ転記
 

詳細は、建築ピボットのウェブサイトで。

(Visited 1 times, 1 visits today)
関連記事
Translate »