Tekla Structures 19 リリースのお知らせ
2013年3月18日

 

テクラ、最新バージョン「Tekla Structures 19」のリリースを開始
―あらゆる構造への対応と設計・施工のBIM適用を促進―

建築・建設業界を対象とするBIM (Building Information Modeling)ソフトウェアを開発および販売するテクラ株式会社(東京ヘッドオフィス:東京都品川区、代表取締役社長:宮本 信太郎、以下 テクラ)は、BIMソフトウェアの最新バージョン「Tekla Structures 19」を3月13日から提供開始することを発表しました。Tekla Structures 19は、日々変化を続ける建設業界のニーズに対応しており、プロジェクトを可視化し、リスクを低減するための革新的なソリューションを提供します。

プロジェクトの可視化により、あらゆる要素が明確になります。例えばTekla Structures 19における溶接箇所の可視化機能では、溶接プロパティダイアログを表示させる必要なく、モデル上で溶接部のサイズやタイプを直接確認することができます。また断面図を作成する際の方向の指定も容易になりました。曲線表現はよりなめらかになり、工作機械にデータを渡す際には同様になめらかに加工されます。

ひとつの部材に複数の部材を組み合わせたり、複数の部材を使用した複雑な形状を表現し、レポートや図面の作成に利用することができます。プレートは折り曲げが自由自在で、展開形状は加工用のNCデータとして出力できます。

テクラの上級副社長であり、またTrimble社建築構造物部門の事業責任者でもあるリスト・ラティは、「あらゆる構造形式や材料に対応し、建設業界の収益改善に貢献できることを目指しています。テクラのソフトウェアは、より正確な計画立案や見積り作成を支援し、また作業内容の明確な把握、ミスの低減に効果を発揮することで、必ずやユーザーの競争力強化を実現するツールとなるはずです」と、述べています。

Tekla Structures 19は、コンクリート建設業界にも新たなソリューションを提供します。現場打ちコンクリート向けの新機能の登場により、設計者や現場作業者はモデル作成や作業計画、打設作業をより正確に行うことが可能になりました。プロジェクト全体を通じて設計情報の一元管理が促進されます。工作機械や各種ソフトウェアとの新しく改善されたダイレクトリンクを利用することにより、らせん状の鉄筋のような複雑な形状のIFC形式でのエクスポートも強化され、プロジェクト関係者とのスムーズな情報共有を実現します。

さらに、ユーザーの利便性を高めるため、ヘルプ機能も使いやすく改善されています。ユーザーは、クリックひとつで新しいオンラインヘルプやサポート記事にアクセスできます。この新サービスによって、ユーザーにBIMや建設業界に関する専門的な情報を、よりスムーズに入手することができるようになります。

Tekla Structuresは、国内外の建設会社によって、モデリングや詳細設計、製造・加工に用いられ、数多くの商業ビルや橋梁、スタジアム等の建築に活用されています。また、建設プロジェクトのコラボレーションに欠かせない無償のツールTekla BIMsightともシームレスに連携しています。

【テクラ株式会社について】
テクラは、その革新的な3次元モデリングの技術によって、建設業界やインフラ業界において、ユーザーの競争力強化に貢献しています。世界100カ国にユーザーを持ち、15カ国にオフィスを設置、そのパートナーネットワークは世界中に広がっています。1966年に設立、2011年にはTrimble社のグループ企業となりました。

【Tekla Structuresに関するお問い合わせ】
テクラ株式会社
東日本地区 Tel:03-5769-3351 / 西日本地区 Tel:06-6225-2630

詳細、問い合わせはテクラのウェブサイトで。

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