MakerBot 社とオートデスク、3D プリントを身近にする取り組みで協力
2013年4月22日

 

 

デスクトップ 3D プリンタのリーディング企業 MakerBot® 社と米オートデスク社はこのほど、米国内のエンジニアやデザイナー、建築家、Maker、クリエイター、アーチストなどに向けて 3D デザイン ソフトウェアと 3D プリンティング ハードウェアを共同で販売していくことで合意しました。これによりオートデスクは、同社の 123D® プレミアム メンバー向けに「MakerBot Replicator® 2」(メイカーボット レプリケーター ツー)デスクトップ向け 3D プリンタを販売する予定です。このように 123D ファミリーと MakerBot Replicator 2 を連携させてユーザの操作性を向上させることで、3D デザインから 3D プリントまでより簡単に行えるようになります。(日本での取り扱いは未定です)

オートデスクが提供するコンシューマ向け 3D デザインアプリ「123D Catch」「123D Creature」「123D Design」「123D Sculpt」は、アイデアを形にしたりデザインしたものを、世界中の他の「Maker」とシェアしながらコミュニケーションを取ったり、新しいヒントを見つけたりすることができるコミュニティ環境を提供しています。一方の MakerBot Replicator 2 は、3D プリントを行うのに最も簡単で早く、安価に行えるツールで、高品質な 3D モデルの作成に欠かせない高い解像度と精度を提供します。今回の合意により両社は、123D アプリでデザインした 3D モデルを MakerBot Replicator 2 で簡単に 3D プリントできるように、操作性を向上させます。

MakerBot 社 CEO の Bre Pettis 氏は、米国サンフランシスコで開催されたアートイベント「SXSW」のオープニングにおいて今回のオートデスクとのパートナーシップを発表し、MakerBot Replicator 2 で 3D プリントした 123D Creature モデルを披露しました。

3D プリンタの性能を十分に発揮するためにソフトウェアは重要な役割を担います。これに対してオートデスクの 123D Creature は、オリジナルのデザインを自由に創作して、MakerBot Replicator 2 で高品質な 3D プリントを作成できるように最適化されています。MakerBot Replicator 2 はデスクトップ 3D プリンタのスタンダードとなっており、オートデスクが業界をリードする 3D デザイン ソフトウェアとの使い勝手においても高いスタンダードを提供します。

オートデスクは今後、123D シリーズのコミュニティから MakerBot Replicator 2 で 3D プリントを行う際に、より簡単に行えるようにアプリを対応させ、両社のコラボレーションが新しい産業革命の原動力となるよう取り組みます。

以上

 

詳しくは、オートデスクのウェブサイトで。

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