耐候性大型土のうの設計計算 リリース。土木研究センター指針対応
2013年6月24日

プログラム概要
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  「耐候性大型土のう」は従来の土のうよりも強さ特性および耐候性などに優れる素材で製造された袋材で、本土のうを用いた積層工法は、施工性に優れるために短期間に施工・撤去等を必要とする道路、河川等への仮設構造物や災害復旧工事等に採用されます。
本製品は、『「耐候性大型土のう積層工法」 設計・施工マニュアル(一般財団法人土木研究センター 平成24年3月)』(以下、マニュアルと記す)に準拠し、耐候性大型土のうを用いた積層工法の設計計算を行うプログラムです。

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▲土留め工(仮護岸工) ▲メインウィンドウ

適用基準 「耐候性大型土のう積層工法 設計・施工マニュアル」
(一般財団法人土木研究センター 平成24年3月)
構造形式 ・土留め・護岸型
・締切工型
照査内容 ・内的安定(袋体の耐力照査)
・外的安定(滑動、転倒、支持力)
・全体安定(円弧すべり)
その他 ・マニュアルに記載されている標準断面図集の各断面図条件のセット機能
▲機能および特長

  プログラムの機能と特長
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  ●構造形式

耐候性大型土のうを用いた積層工法には、いくつか種類がありますが、本プログラムでは、土砂の崩壊と流水による浸食を防ぐ事を目的とする「土留め・護岸型」と、遮水シートを袋体の間に挟んで遮水する事を目的とする「締切工型」に対応しております。

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▲土留め・護岸型 ▲締切工型

●照査内容

本プログラムで検討することができる照査内容は、以下の通りです。

  • 内的安定(袋体の耐力照査)
  • 外的安定(滑動、転倒、支持力の照査)
  • 全体安定(円弧すべり)

なお、全体安定の計算には弊社製品である「斜面の安定計算」の解析部を採用しており、本プログラムから同製品の入力データを出力し、「斜面の安定計算」側でより詳細な検討を行うことが可能です。

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▲全体安定(円弧すべり)

●標準断面図データのセット機能

本プログラムは、マニュアルに記載されている標準断面図集の各断面モデルをセットすることができます。各標準断面モデルを選択してセットし、そのまま計算することもできますし、セット後に条件を調整することで、より少ない手順で設計計算を行うことも可能です。

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▲標準断面データのセット機能

●結果確認・計算書出力
計算後は判定(OK, NG)を含めた総括表や全体安定の結果を確認することができます。また、設計条件や計算結果について、印刷プレビューおよび印刷が可能です。

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▲結果確認(全体安定)

詳しくは、フォーラムエイトのウェブサイトで。

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