建築杭基礎の設計計算 Ver.4リリース。コンクリート拡底杭に対応
2014年1月20日

プログラム概要
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 本製品は、「基礎の設計計算」、「杭基礎の設計」 の 「建築杭基礎オプション」 を単独製品化したものとなります。

建築基準に準拠した基礎の設計を支援するプログラムです。「支持力に対する検討」「水平力に対する検討」をサポートします。長期・短期の検討に加え、終局状態の検討を一括で行う事が可能です。

 

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  建築杭基礎の設計計算 Ver.4 <2014年 1月 14日リリース>
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  1. 長期(常時)の水平力検討に対応
  2. 既製コンクリート杭の任意断面組み合わせデータを追加
  3. PHC杭、SC杭、RC杭のコンクリート材質データを追加
  4. 場所打ちコンクリート杭データに拡底形状の入力を追加
  5. 軸力の入力方法として「長期(常時)+地震時変動軸力」を追加
  6. 測定点N値の入力と測定点N値からの平均N値算定機能を追加
  7. 杭詳細入力画面に「一括設定」機能を追加
  8. 地盤柱状図の出力を追加
  9. 群杭を考慮しない設定を追加
  10. 水平力の検討において、終局時の解析方法に「多層地盤中の弾性床上梁の解」を追加

  プログラムの機能と特長
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 ◆杭および地盤のデータが登録制

  • 自由な組み合わせで多彩なケースに対応出来ます。
  • 杭を入れ替えての検討、地盤の条件を変更した検討が容易に行えます。
  • 周面摩擦を無視する範囲を指定でき

◆異種断面組み合わせ入力対応

  • 既成コンクリート杭の断面を自由に組み合わせて入力出来ます。
画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
▲ 柱状図

◆視覚的でわかりやすい入力画面

  • 入力画面は常に図とリンクしているので視覚的でわかりやすく、簡単に入力を行う事が可能です。

    画像をクリックすると大きな画像が表示されます。   画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
    ▲杭配置-詳細画面   ▲水平力入力画面

◆わかりやすい結果確認画面

  • 水平力検討の結果は、M-N相関図にプロットして確認する事が可能です。
  • 杭の応力結果および地盤反力度の結果を一画面で確認する事ができます。

◆終局時の検討が可能

  • 支持力、水平力共に終局時の検討を行う事が可能です。
  • 水平力に対しては、「極限平均法によるBromsの算定式」または「荷重増分法」による地盤および杭体の非線形を考慮した解析が可能です。

◆杭頭条件の任意指定

  • 杭頭条件として「固定」「自由」「ばね」を選択する事が可能です。
  • Y.L.Changの式においては、杭頭固定度を指定した計算も可能です。

◆液状化地盤の考慮

  • 液状化地盤については、低減係数を指定する事で地盤反力度の上限値および地盤反力係数の低減を行います。

◆場所打ちコンクリート拡底杭の対応

  • 杭先端部を円錐形に拡大掘削することにより大きな支持力を得ることが出来る拡底杭工法に対応します。建物を支える力である杭の支持力は、支持層における杭の断面積に比例するため、拡底杭では直杭に比べて小さな軸部径で大きな支持力を得ることができます(図1)。
    その為、掘削土量、コンクリート量を削減でき経済的で環境にも配慮した施工となります。拡底部の詳細入力を設け、杭先端面積および拡底部の杭重量算定を自動で行えるようにする予定です(図2)。
  • 水平力の検討においては、拡底部の影響は考慮せず、軸部径の直杭として計算します。現在サポートしている「場所打ちコンクリート杭」の拡張入力となるため「場所打ち鋼管コンクリート」杭との組み合わせも可能となります。
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▲図 1 拡底杭の支持力   ▲図 2拡底部形状

◆材質データの追加

  • 材質を追加できます。
  • 異なる材質の杭を混在して配置できます。
  • 既存の材質データの名称指定ができます。 

詳しくは、フォーラムエイトのウェブサイトで。

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