任意形格子桁の計算 Ver.6リリース。下部工設計用反力などに対応 2014年1月7日 プログラム概要 道路橋などの面外荷重を受ける任意格子構造の断面力解析プログラム。 線形計算、UC-BRIDGE、FRAMEなどとのデータ連動により、効率的な道路橋の設計が可能です。 線形定義からのジェネレート機能により、各種構造モデルが容易に作成できます。 AB活荷重、旧活荷重、支点沈下の影響を考慮した計算も可能です。 「鋼道路橋の疲労設計指針」(平成14年3月、日本道路協会)に準拠した疲労断面力算出に対応しています。 任意形格子桁の計算 Ver.6<2013年 12月 24日リリース> 下部工設計用反力の算出機能に対応 荷重の組合せ機能に対応 電子納品印刷対応(PPF印刷対応) プログラムの機能と特長 データ入力方法として次の4通りが可能です。 (1) 直接入力(線形定義からのジェネレート機能サポート) 中心線形は、クロソイド4種類、直線3種類、円弧3種類から自由に定義でき、横断線も4種類の方法により、簡単にスケルトンをジェネレートします。主桁ラインや幅員は、「拡幅無し」、「拡幅あり(増分指定)」、「拡幅あり(位置指定)」により、自在に設定できます。 (2) スクリーンエディタを用いて入力用データファイルを作成 (3) 線形計算プログラム ROAD VIEW(CRC社)の”.LI9”,”.LL2”形式(JIP社)と連動 ・直接入力時には、格点番号を自由に付けることが可能 ・プログラムのルールに従った格点番号を付けた場合には、部材の自動生成が可能 線形定義によるスケルトンジェネレート機能により、格点・部材を自動生成することが可能 (2)~(3)でデータ作成を行った場合でも、直接入力データを修正することが可能です。 対象格子モデルとして、折線格子、斜角格子、バチ桁構造モデル、枝桁モデル等の解析が可能です。 円弧部材の場合には、横断線を密に設定した折線近似値モデルで解析が可能です。 支点条件としてバネ支点を考慮することが可能です。 ピン結合を有する構造モデルや中央分離帯の考慮も可能です。 活荷重の種類として、AB活荷重、L-20、L-14、旧活荷重(TT43等価L荷重)が載荷可能であり、各荷重強度は任意の値で計算させることが可能です。また支点沈下の計算が可能です。 解析結果として、たわみ、曲げ、せん断力、ねじり、反力について、影響線解析結果、載荷計算結果の明細表及び集計表を確認、出力することが可能です。曲げ、せん断力、ねじりの各最大・最小時の画面上で結果や支点沈下時の結果についても得ることが可能です。 メインウインドウにモデル図が表示され、確認しながら入力を行うことが可能です。 計算結果はプリンタ出力の他、画面上で確認し、そのままのイメージでHTMLファイルへの出力が可能です。 構造図やモーメント図などを画面で確認し、HTMLやDXFでの出力が可能です。 結果確認において、OpenGLを利用した荷重、影響値、集計結果の3D確認が可能です。 「鋼道路橋の疲労設計指針」(H14.3)に準拠した疲労設計用断面力算出及び結果テキストファイル出力に対応しています。 「連続合成2主桁橋の設計例と解説」(平成17年8月 日本橋梁建設協会)に準拠した床版と主桁のクリープ差などに起因する2次力の計算が可能です。 鋼橋設計CAD「ASteelBox」との解析ツールとして連動を実現しました。ASteelBoxで入力データを作成し、解析結果ファイルを出力します。自動実行も可能です。 詳しくは、フォーラムエイトのウェブサイトで。 (Visited 1 times, 1 visits today)