building EXODUS Ver.6リリース。エレベータモデルに対応
2014年2月3日

株式会社フォーラムエイト(東京都港区港南2-15-11 代表取締役社長 伊藤裕二 URL:http://www.forum8.co.jp)は、2014年1月27日、避難解析buiding EXODUSVer.6をリリースしました。
EXODUSは、避難解析の世界的権威エド・ガリア教授が中心となり、英国グリニッジ大学 火災安全工学グループ(FSEG)にて研究開発を行っている避難・群集解析ソフトです。人と人、人と火災、人と構造物の相互作用をシミュレートし、3次元バーチャルリアリティUC-win/Roadとの連携により、解析結果を3DVRシミュレーションで表現できます。今回のVer.6ではエレベータモデルに対応し、建物内の避難シナリオおよびエレベータの巡回シナリオの両方において、より正確な表現が可能となりました。日本国内のみならず、韓国・中国での販売実績もあります。
フォーラムエイトでは、デザインフェスティバル2013にて「第7回 デザインコンファレンス 耐震・防災セッション」を開催し、広く都市防災・避難をテーマとしたさまざまな講演を紹介しています。また、2013年11月に開催した第6回国際VRシンポジウムでは、ガリア教授が「火災や避難のシミュレーションを通じた工学的な安全、安心および効率性」と題する特別講演で、大規模災害・避難に関する最新の研究について発表しました。広報誌Up&Comingでは、ガリア教授と津波研究の第一人者である今村文彦氏(東北大学教授      津波工学研究分野)との対談「津波、避難解析の最新知見を現代の津波防災にどう生かすか」も掲載しています。
関連書籍としては、ガリア教授編著によるBeSeCu: Human Behaviour in Emergencies and Disasters:      A Cross-Cultural Investigation”の日本語翻訳版に国内避難研究事例紹介を増補した、『行動、安全、文化、「BeSeCu」 ~緊急時、災害時の人間行動と欧州文化相互調査~』(フォーラムエイトパブリッシング刊)の出版を、2014年11月に計画しています。国内研究事例の執筆者には、津波研究の第一人者である今村文彦氏(東北大学教授      津波工学研究分野)をはじめとした第一線の専門家の方々を予定しています。
また、今回のリリースにあたって、新規購入・バージョンアップ価格および関連技術サービスのキャンペーンを次のように実施いたします。
▼buiding EXODUS Ver.6 リリースキャンペーン http://www.forum8.co.jp/campaign/campaign.htm#ex 実施期間: 2014年 1月 27日(月) ~ 2014年 3月 31日(月)  ・building EXODUS新規購入およびバージョンアップ10%OFF  ・EXODUS解析支援サービスおよびEXODUS・UC-win/Road連携VRシミュレーションサービス5%OFF
【Ver.6の新機能】       1. エレベータモデルの追加         避難シナリオにおける3種類のフロアシーケンス(フロア、シャトルフロア、スカイロビー)に対応

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2. 行程機能の拡張         ・行程機能としてLift Bank(長い列・待ち時間によりエレベータで避難することをやめる行動)と    Lift Wait(エレベータの列に並ぶ行動)を追加         ・エージェントとエレベータとの相互作用
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3. OpenGL 3D Viewの統合         建物形状の3D表現をbuildingEXODUSから直接閲覧可能 (Level B、Level C)
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4. マルチスレッド化         人体の関節位置の検出・追跡
5. ユーザインターフェース   ・タブメニューバー追加、オペレーションモードを簡単に素早くスイッチ   ・エレベータの使用に関する様々な新規メニュー、ダイアログボックスも追加
6. 出力         ・エレベータを使用したエージェントの人数、各エージェントが乗ったエレベータの数、          エレベータ使用によりかせいだ距離等について出力対応
【関連セミナー】 ▼EXODUS・SMARTFIRE体験セミナー(無料) 2014年1月30日(木)、全国7会場で開催(本会場:東京、TV会議:大阪、名古屋、福岡、仙台、札幌、金沢) http://www.forum8.co.jp/fair/fair05.htm#exodus-taiken

詳しくは、フォーラムエイトのウェブサイトで。

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