コンクリートの維持管理支援ツール(維持管理編)Ver.3リリース
2014年3月31日

プログラム概要

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本プログラムは「【2013年制定】コンクリート標準示方書[維持管理編](以下、「維持管理編」)」(社団法人土木学会)に基づいて、コンクリート構造物の劣化過程の判定および劣化進行の予測を行うものです。

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  Ver.3 改訂内容 <2014年 3月 27日 リリース>NEW

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  1. 2013年制定 コンクリート標準示方書 維持管理編に対応
  2. 写真等画像の入力機能を改善
  プログラムの機能と特長

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(1)劣化過程の判定

  • 「維持管理編」においては劣化過程を基本的に「潜伏期」、「進展期」、「加速期」、「劣化期」に区分しています。

    本プログラムでは与えられた情報と劣化過程の判定に用いる指標に基づいて、構造物の調査時点の劣化過程を判定します。

(2)劣化進行の予測

  • 与えられた情報と劣化過程の判定に用いる指標に基づいて各劣化過程に達する時期あるいは予定供用期間終了時の劣化過程を予測します。

(3)対象とする劣化要因

  • 本プログラムで対象としている劣化要因と劣化過程の判定および劣化進行の予測の方法は下表の通りです。

    劣化の要因 劣化過程の判定 劣化進行の予測
    定性的データ 定量的データ 定量的データ
    中性化
    塩害
    凍害 × ×
    化学的侵食
    アルカリシリカ反応 × ×
    道路橋RC床版の疲労
    RCはりの疲労
    すり減り × ×

     

    注) 定性的データ : 外観調査によって得られた情報から劣化の度合いを判定する。

     定量的データ : 調査結果で得られた諸数値を用いて劣化の度合いの判定や劣化進行の予測を行う。

●適用基準

  • 2013年制定】コンクリート標準示方書[維持管理編](社団法人土木学会)

●参考文献

  • 「コンクリートライブラリー104 2001年制定 コンクリート標準示方書[維持管理編]制定資料」

    (社団法人 土木学会)

  • 【2012年制定】コンクリート標準示方書[設計編](社団法人土木学会)
  • 【2001年制定】コンクリート標準示方書[維持管理編] 制定資料(社団法人土木学会)
  • 【2002年制定】コンクリート標準示方書[構造性能照査編](社団法人土木学会)
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