プログラム概要
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本プログラムは、下記の適用基準および参考文献に記されている作図理論に基づいて、車両の走行軌跡を計算・作図するシステムです。本システムにより、想定した路線や既存の路線に対する走行シミュレーションや車両軌跡の作図が簡易かつ効率よく行え、道路構造を決定する際の参考資料等として利用することができます。また、特殊車両通行許可申請に必要な車両旋回軌跡図を作図する機能もサポートしております。
適用基準および参考文献
- 道路構造令の解説と運用, 平成16年2月, 社団法人日本道路協会
- セミトレーラ及びフルトレーラの直角旋回軌跡図の様式(JASO Z 006-92), 社団法人自動車技術会
- 旋回軌跡による隅角部の設計について(土木研究所資料), 昭和54年1月, 旧建設省土木研究所道路部道路研究室
- クロソイドポケットブック 改訂版, 社団法人日本道路協会
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Ver.3.00.00 改訂内容 <2014年 3月 25日リリース>
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- セミトレーラの切り返し走行に対応
- 図面出力の際、車両の詳細形状(CADデータ)がある場合は指定した軌跡に対して車両の詳細形状を表示させる機能を追加
- 新たな旋回方法として、緩和曲線区間を考慮する「通常旋回(クロソイド曲線法)」を追加
- 普通自動車(クレーン付)で「後輪舵取り」が可能な車種に対して、「後輪舵取り」の指定をコーナーごとに指定できるように機能改善
- ポールトレーラで「トレーラの操舵」が可能な車種に対して、「トレーラの操舵」の指定をコーナーごとに指定できるように機能改善
- 図面生成において、レイヤを1層ではなく複数の層に分けて生成するように機能改善
- 切り返し走行の旋回条件の設定の際、旋回円をある刻みで調整する機能を追加
- 単一旋回の場合、旋回角が360度以上の設定に対応
- コース全体を移動(ある点を指定して原点移動)できる機能を追加
- [コース設定]画面でCADファイル(SXFファイル)を読み込む時、曲線に対する「直線区間とする角度」を5度以下に設定できるように機能改善
<改訂内容 詳細>
- セミトレーラの切り返し走行に対応セミトレーラの切り返し走行に対応しました。切り返しに必要なセミトレーラのバック走行については、当社が調査した範囲では世の中に明確な作図理論がないため、当社が考案した独自の方法で作図をしております。図1と図2は本製品で作図したセミトレーラの軌跡例です。また、図3は本製品から出力したOpenMicroSimファイルを介して当社UC-win/Roadでセミトレーラの切り返しを3次元 可視化した例です。
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▲図1 セミトレーラの後退の軌跡例 |
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▲図2 セミトレーラの切り返しの軌跡例 |
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▲図3 UC-win/Roadによる3次元可視化(セミトレーラの切り返し) |
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詳しくは、フォーラムエイトのウェブサイトで。
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