オートデスク、3Dプリンタ市場に参入
2014年5月19日

オートデスク、3Dプリンタ市場に参入

3Dプリンタとソフトウェア プラットフォームを2014年下期に提供開始

米オートデスクは、3Dプリンタを活用したモノづくりの可能性を広げることを目的に、3Dプリンティング向けオープン ソフトウェア プラットフォーム「Spark」と、当社独自の3Dプリンタを2014年下期に提供開始します。Sparkは、3Dモデルのプリントをより確実に行えるようにすると同時に、3Dモデルが実際にどのようにプリントされるかを簡単な操作で調整できます。そして当社製3DプリンタはこのSparkを参照実装してその機能を実証しながら、3Dプリンティングの使い勝手の良さ(ユーザ エクスペリエンス)の基準を提案します。3Dプリンティング技術は、工業デザイナー、ハードウェア メーカー、ソフトウェア開発者、材料メーカーなどにより着実に進化していますが、当社のSparkと3Dプリンタもこの可能性をより一層広げるための基盤として貢献することを目指します。

当社はSparkのライセンスを無料で利用できるようにします。また、3Dプリンタは設計情報を公開し、他社や研究機関などがさらなる開発や研究を行えるようにします。さらにプリント材料は、当社や他社が開発するさまざまなものを利用することができるようにしますので、新しい材料などが開発されることを期待します。

近年の3Dプリンタの普及は、新しい製造方法の可能性を示唆しはじめています。当社はSparkを提供することにより、さらに多くの人々がデザインや設計、製造のプロセスで3Dプリンティングを活用できるように支援します。今後当社はハードウェア メーカーと協力して、Sparkプラットフォームの採用を働きかけます。Sparkに関する情報提供をご希望の方は、以下のWebサイト(英語)からご登録をお願いします。

www.autodesk.com/spark

詳しくは、オートデスクのウェブサイトで。

 

このようにして当社は、私たちの身の回りのものが、自分や世の中にとってより良いものにできたり、これまでは想像もしなかった新しいものを作り出すことができるように貢献していきます。

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