新プラグイン「A&A 採光計算ツール」を発売
2015年2月2日

Vectorworks2015上で、建築基準法の沿った採光率計算と合否判定を行える新プラグイン、「A&A 採光計算ツール」の発売を開始しました。

A&A 採光計算ツール 2015 ( A&Aストア・オンライン商品 )

「A&A 採光計算ツール」は、高機能汎用CAD Vectorworks上で作図した建物の平面図、立面図、断面図、面積表などの情報から、算定したい開口部、直上位置、境界線を指示し、採光計算表を作 成できるVectorworks専用のプラグインツールです。

建築基準法で定めている有効採光率は「有効採光面積÷部屋の床面積」で表されますが、採光計算の計算条件は、建築物所在地の用途地域や有効採光面積などの計算条件により異なります。
A&A 採光計算ツールでは開口部と境界線を描画して計算コマンドを実行することで、採光計算の判定を行うことができるため、これらの判定結果をもとに、採光を配慮した居室スペースの計画の検討が行えます。

Vectorworks全製品に対応

採光計算ツールでは、デザインシリーズ(Designer/Architect /Landmark/Spotlight) の機能は使用せず、Fundamentalsで描かれた汎用図面にも対応できるようになっています。必要な図面は「敷地を含んだ平面図と断面図」、開口部 や用途地域を指定していくことで採光率計算を行い、有効採光率の合否判定を行います。

ダイアログで登録できる居室登録

採光計算に必要な各居室の登録や指定はダイアログで行えます。複数の居室がある場合でも「居室名登録」ダイアログボックスで一括管理することが可能です。

      ツールから行える開口部/天窓指定

窓や天窓などの採光開口部には、平面図用と断面図用のそれぞれのツールから指定できます。平面図では開口部を線分と同じ要領で指定し、断面図では、開口部に加えて屋根の突端部を連続的な操作で指定できます。

ツールから行える隣地境界線/道路境界線指定

計算対象の居室に関連する敷地境界線を各境界線ツールで描画できます。全ての境界線を作図する必要はなく、該当する居室に関連する箇所のみ作図してあれば、採光計算を行うことができます。

ワークシートでの計算結果表示

全ての指定が終わった後に「採光計算」コマンドを実行すると有効採光率の計算とその結果をワークシートに表示します。もちろん、合否の判定も表示され、設定を変更て再計算するとワークシート上の内容も上書きされるため、判定結果を見ながら最適な開口部計画が行えます。

標準小売価格

A&A 採光計算ツール 9,000円(税別)

 

動作環境

動作対象製品
  • Vectorworks Designer with Renderworks 2015
  • Vectorworks Designer 2015
  • Vectorworks Architect with Renderworks 2015
  • Vectorworks Architect 2015
  • Vectorworks Landmark with Renderworks 2015
  • Vectorworks Landmark 2015
  • Vectorworks Spotlight with Renderworks 2015
  • Vectorworks Spotlight 2015
  • Vectorworks Fundamentals with Renderworks 2015
  • Vectorworks Fundamentals 2015
  • ※ 本商品は、Vectorworks2015シリーズ専用のプラグインソフトウエアです。

詳しくは、エーアンドエーのウェブサイトで。

 

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