ソフトウェアの新しいライセンス体系への移行計画について
2015年2月9日

オートデスク株式会社は、2016 年 2 月 1 日以降に販売する単体ソフトウェア製品を「Desktop Subscription」(デスクトップ・サブスクリプション)でのみ提供します。 Desktop Subscription は、使用期間を選択して利用できるライセンス体系です。当社は 2014 年から Desktop Subscription を提供してきましたが、今後はそのラインアップを増やしながら提供形態を移行していきます。なお、具体的なスケジュールは今後販売店様などを通じてお知ら せする予定です。

Desktop Subscription を利用していただくことにより、導入と管理を効率的に行うことが可能になり、業務ワークフローに新しいテクノロジを導入する際の負担を低減させることがで きます。また、初期費用を抑えながら必要に応じた使用期間を選択することもできますので、ニーズに合わせた運用方法やコスト管理を行えるようになります。

当社はこれにより、導入・管理・機能拡張・購入手続きなどの簡素化を実現していきます。また、複数端末からのアクセス性向上、クラウド サービスとの連携の向上、異なるデータファイル形式の互換性向上などにも引き続き取り組みます。

2016 年 2 月 1 日より前に購入された永久ライセンスは引き続きご利用いただけます。また「Maintenance Subscription」(メンテナンス サブスクリプション、注 1)に契約していただいているお客様には引き続き該当するサービスを提供します。そして「Cloud Service Subscription」(クラウド サービス サブスクリプション、注 2)も継続して提供します。

  • 注 1:永久ライセンスに付帯できるオプション サービス。技術サポート、機能アップデートなどを提供。
  • 注 2:ストレージ、コラボレーション、レンダリング、解析などの機能をクラウドで提供するオプション サービス

米オートデスク社 インダストリー ストラテジー & マーケティング担当上級副社長 アンドリュー・アナグノストのコメント 「今 日、設計やものづくりの方法が変化しています。企業がこうした変化に対して機敏に、柔軟に、そして有効に対応すれば、業界をリードする立場を確立できると 考えています。お客様はアプリケーションへの投資に、より高い柔軟性と価値を求めています。これに対して当社は、今後のサブスクリプション形態への移行に よりこのご要望に対応し、そしてアプリケーションやサービスを利用していただく体験/エクスペリエンスの向上と、幅広いテクノロジを利用できる環境を提供 します。今回の変更はおよそ 1 年後から開始します。当社は今回の計画について可能な限り透明性を保ちながら、お客様とパートナー企業が受ける影響を低減して円滑に移行していただけるよ うに努めていきます。」

【免責事項】 本プレスリリースには、リスクと不確定要素が伴う当社の製品、出荷予定、機能、戦略、市場でのポジショニング、性能、結果の予測に関する記述が含まれています。本プレスリリースの内容で物理的に結果が異なる可能性がある要素は次の通りです。

  • 市場、政治、経済、ビジネスの状況
  • 以下のような新しいビジネスモデルと市場への移行ができなかった場合
    • 新たな収入源の見込み
    • クラウド サービスと当社のビジネスモデル変更にかかる費用に対して、顧客の関心を高めるための企業努力
  • サブスクリプションに対するビリングや売上げの減速
  • 新しいビジネスの売上げ予測と、ビジネスモデルの変更が財務状況に与える潜在的な影響が予想困難な状況
  • 当社の販売チャネルで新旧製品の販売が十分でなかった場合
  • 外的圧力による販売価格の下落
  • 成長と効率性の機会について、そのタイミングと期待される投資のレベル

当 社の業績に影響を与える可能性のある潜在的な要因は、会計年度末(2014 年 1 月 31 日)の年次報告書 Form 10-K、ならびに四半期末(2014 年 4 月 30 日、7 月 31 日、および 10 月 31 日)の Form 10-Q に記載されており、これらは米国証券取引委員会に提出されています。当社は、将来予想に関する記述の作成日以降に発生した出来事、または生じている状況を 反映させる目的で、将来予想に関する記述を更新する義務を負いません。

 詳しくは、オートデスクのウェブサイトで。

 

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