第5回 VDWCの開催概要・募集要項を公開
2015年3月29日

http://www.forum8.co.jp/
 概要

 


The 5th Virtual Design World Cup

第5回 学生BIM&VRデザインコンテスト オン クラウド

~ BIM/CIMとVRを駆使して先進の建築土木デザインをクラウドで競う! ~

 


Theme 2015

“Redevelopment of Keelung Station Area in Taiwan”

台湾基隆駅前再開発


本コンテストは、BIM/CIMおよびVRの活用により、先進的な建築、橋梁、都市、ランドスケープのデザインを行なう学生を対象とした国際コンペティ
ションです。課題とするテーマを具体的に示し、作品のデザイン性、アイデアの先進性やユニークさなどを競います。テーマに対して計画、設計、シミュレー
ションなどを実施し、総合的なデザインをVRデータで表現した作品を審査委員会が評価します。

作品制作にあたっては、ワークショップでの講演やソフトウェアの体験セミナー、技術セミナーが予定されており、学生のソフトウェア活用をサポートします。
最終作品は、スクリプト(自動プレゼンテーション)を設定した「VRデータ」、フォーラムエイトが提供するソフトウェアによる「作成データ」、「コンセプ
トポスター」(A1横サイズ/PDF形式)による応募とします。

フォーラムエイトのBIM/CIMツールとVRを活用し、このコンペティションを優れた作品制作および技術研鑽の機会としていただきたいと考えています。
BIM/CIM活用の観点から、異なる分野を専門とするメンバー同士でチームを作り、協働作業を行うことも奨励します。


主 催 Virtual Design World Cup実行委員会

審査委員会(予定、敬称略) 池田 靖史(実行委員長、慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科教授/IKDS代表)花村 義久(NPO シビルまちづくりステーション 理事長、NPO法人 シビルNPO連携プラットフォーム 副代表理事)

Kostas Terzidis(ハーバード大学 准教授)

C David Tseng(台湾国立交通大学)

Patrik Jensen(シンガポール国立大学)


 

 応募資格・基準

 

応募作品の制作にあたった参加者がすべて学生であること。(社会人学生、2015年卒業までに作成された卒業研究、制作作品なども対象)。

3名以上のチーム制での応募に限り、各メンバーが担当した部分を明記すること。

 

 応募作品課題

 

Theme2015 : “Redevelopment of Keelung Station Area in Taiwan” 台湾基隆駅前再開発 

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。 5回目にして初めてVDWCの課題地は日本国以外に設定される事となりました。台湾にある基隆市は台北から北に40分ほどで行ける港湾都市であり、入り江が深く入り込み、周りが山々にかこまれている地形を利用して17世紀から港湾としての歴史があります。現在でも外港コンテナ埠頭を中心に台湾で第二位、世界でも39位に入る取扱量を誇ります。その一方で内港にある台湾鉄道基隆駅の周辺は物流貨物機能から観光商業機能中心に転換する再開発が目論まれています。
現在は基隆駅の改築として、プラットフォームを地下化して駅舎出入り口を南北2カ所に移動し、バスターミナルもプラットフォーム上部に移動する工事が進行
していますが、この後、市街地への接続点になる現在の駅舎と駅前広場部分や商業施設などの再開発に取りかかる予定となっています。また隣接する敷地ではデ
ザインを国際コンペティションで募った大規模な国際旅客ターミナルの建設が予定されており、完成すれば大型観光客船で世界中から訪れる観光客でにぎわう事
になるでしょう。

さらにMRTやLRTなどの交通網も検討されており、歴史のある市街地を魅力のある観光地として再生するためにも重要な位置にあるのが、交通結節点としての基隆駅前の再開発だといえるでしょう。

今回の課題では、歩行者の交錯を中心に様々な交通旅客機能の連携を生み出し基隆市街地再生の起爆剤になるような空間の魅力に加え、使いやすさ、省エネル
ギーや災害への対策などの総合的な価値を実現するアイデアを求めます。

BIMの機能を使ったシミュレーションをデザイン・プロセスに活用することで、大胆な提案や複雑な構成にたいして理論的な裏付けが可能になり、VRを有効に使ったプレゼンテーション表現で、図面だけでは難しい空間体験を提示可能であることを意識した案を期待しています。

 

 

 

 審査基準

 

作品制作ではUC-win/Road の使用を必須とする。また、BIM/CIM とVR
活用の観点から、フォーラムエイトのソフトウェア、ソリューションをUC-win/Road
を含めて最低2 種類使用し、設計・デザインされたものとする。BIM/CIM およびVR
の活用度、作成期間と品質、論理性・技術力、審美性・オリジナリティ、プレゼンテーション技術などの点で、いかにソフトウェアを活用し新しいデザインを創
り上げたかを評価する。※1 応募作品の著作権等ついて

  • 本コンペティションを通じて制作されたデータ、作品および成果物の著作権は、著作者本人にあるものとする。
  • フォーラムエイトは、著作者が制作したデータ、作品および成果物について、編集、加工などを行い、対外発表、研究発表、営業活動、広報活動として、HP、メールニュース、広報誌、書籍、雑誌、新聞等媒体での掲載・配布を行うなどの、二次使用許諾権利を持つものとする。

 

 提出物

 

  • 使用ソフトウェア・ソリューションで作成したデータ
  • 上記を説明するためのA1サイズ(横使い)ポスター(PDF形式)※使用言語:英語

 

 応募期間・スケジュール

 

エントリー受付期間 2015年4月9日(木)~6月19日(金)エントリー後、作品プランを6月19日までに提出

作品プランフォーマット

PDF形式(52KB)  ・Word形式(34KB)

製品ライセンス無償貸与期間 2015年4月9日(木)~11月27日(金)
予選選考会(※2) 2015年6月29日(月)
応募作品受付期間 2015年10月1日(木)~10月6日(火)[必着]
ノミネート審査(※3) 2015年10月9日(金)~ 10 月15 日(木)
結果発表・表彰式 2015年11月19日(木) 会場:品川インターシティホール

※2 国際VR シンポジウム 第6回サマーワークショップ in ギリシャ にて、応募作品概要の発表・講評を実施( 応募者の現地参加は不要)

※3 ノミネート作品に選ばれたチームは、東京への交通費・宿泊費を援助(各チーム、国内(関東以外) 3 名、海外2 名を予定)

詳しくは、フォーラムエイトのウェブサイトで。

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