開発記:壁コアの中心を取る – その2
2015年3月29日

次期アップデータの目処も立ったので、木造機能に戻りましょう。
今回は3月4日の「壁コアの中心を取る」の続きです。

 

前回のように単純なL字であれば、頂点がずれずにラインをとっていくことができるんですが、数が多くなったり、結合の仕方によっては頂点がきちんと取れないことが分かりました。

頂点が離れてしまう場合

普通、建物には壁がたくさんありますし、結合方法も人それぞれだったりしますよね?

…ということで、綺麗に頂点を作るようにしました。

  • それぞれの中心線を作る
  • 中心線の始点と終点で、周りにある他の中心線を探す
  • 交点があるか判別する
    • あればそこが新しい始点(もしくは終点)になる
    • なければ中心線を少し伸ばしてみる
      • また交点を判別する
  • ↑これをすべての中心線で繰り返す

…なんということでしょう!すべての頂点が綺麗に揃います。

くっついた!

 

斜めの壁や十字に結合していてもきちんとくっつきます。

いろいろな壁

 

あとは壁に挿入されている建具を判別して、それを避けるように柱を配置すればOKですね。

まずは建具のない領域の柱の配置だけにして、建具部分の「窓台・まぐさ」と上下の「間柱」は第2弾にしようと思います。

では、また後日。

詳しくは、Vectorworks BIMlogのウェブサイトで。

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