オートデスク、3D CG アニメーション制作ソフトウェアの 新バージョンを 4 月 16 日より提供開始
オー トデスク株式会社は、「Autodesk® Maya® 2016」および「Autodesk 3ds Max® 2016」などの 3D CG アニメーション制作ソフトウェアの新バージョンと、これらをパッケージにした「Autodesk Entertainment Creation Suite 2016」を 4 月 16 日より出荷開始します。新バージョンでは、先進的な機能セットの採用、パフォーマンス、そしてシステム信頼性について強化を行いました。これらにより、よ り柔軟性の高いパイプラインと、クリエイティビティをより自由に発揮できる環境を実現しました。
新バージョン発売に際して、各ソフトウェアの新バージョン並びに制作事例をご紹介するイベントを以下の通り開催します。
イベント名 |
The day of 3ds Max |
The day of Maya |
日時 | 4 月 21 日(火) 13:30 – 19:30 | 4 月 22 日(水) 13:30 – 19:30 |
内容 | • 3ds Maxの新バージョンデモ • 株式会社アマナシージーアイ「3ds Maxで目指す究極の広告フォトリアル」 • 有限会社オレンジ「艦隊コレクション -艦これ-」CG ならではのアニメ表現の追及 | • Maya の新バージョンデモ • 株式会社トランジスタ・スタジオ「森江氏の最新作メイキング紹介」 • Sola Digital Arts「アップルシード アルファ」メイキングストーリー |
場所 | 恵比寿 ザ・ガーデンルーム および ライブストリーミング中継 | |
詳細 | http://area.autodesk.jp/event/ |
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Autodesk Entertainment Creation Suite 2016 のラインアップ
制作プロジェクトの規模や内容により必要なアプリケーション群を選べる柔軟性の高いパッケージ
Autodesk Entertainment Creation Suite Standard 2016 内容構成
含まれるソフトウェア名 | 発売日 | 希望小売価格(税別) |
• Autodesk Maya 2016 またはAutodesk 3ds Max 2016 • Autodesk MotionBuilder® 2016 • Autodesk Mudbox® 2016 | 4 月 16 日 | • Desktop Subscription:322,000 円 保守契約サービス付き期間限定ライセンス(1 年契約、ベーシックサポート付きの場合) • 永久ライセンス:805,000 円 • Maintenance Subscription: 121,000 円 永久ライセンスに付帯できる保守契約サービス |
Autodesk Entertainment Creation Suite Ultimate 2016 内容構成
含まれるソフトウェア名 | 発売日 | 希望小売価格(税別) |
• Autodesk Maya 2016 • Autodesk 3ds Max 2016 • Autodesk Softimage® 2016 • Autodesk MotionBuilder 2016 • Autodesk Mudbox 2016 | 4 月 16 日 | • Desktop Subscription:380,000 円 (1 年契約、アドバンスサポート付きの場合) • 永久ライセンス:950,000 円 • Maintenance Subscription:152,000 円 |
各ソフトウェアの主な新機能
「Autodesk 3ds Max 2016」 発売日:4 月 16 日 希望小売価格(税別): Desktop Subscription:1 年 204,000 円 (1 年契約、ベーシックサポート付きの場合) 永久ライセンス:510,000 円
- Max クリエーション グラフ機能を新規に採用。スレート マテリアル エディタと似たビジュアル環境でグラフを作成し、新しいジオメトリ オブジェクトやモディファイヤを作成して機能を拡張可能。また、作成したグラフを新しいノード タイプとして定義したグラフ セットの保存、再利用が可能。作成したツールは他のユーザと共有して、グループ間でのツールセットの拡張に活用できる
- 外部参照の非破壊的なアニメーション ワークフローのサポートと安定性を改善。チーム間および制作パイプライン全体のコラボレーションが容易に
- Autodesk Maintenance または Desktop Subscription の契約ユーザは、当社のクラウドサービス A360 のクラウド レンダリング サービスを 3ds Max から直接利用可能に。これによりレンダリング中に PC が使用できなくなったり専用コンピュータを用意する必要がなくなり、時間とコストの低減に寄与
- Autodesk Translation Framework の新規搭載により、SolidWorks® など他社製 3D CAD データの相互運用が可能に。また、Autodesk Inventor® で作成した拘束とジョイント ドライブのアニメーションを、3ds Max でリグを構築することなく高品質な機械設計アニメーションの制作が可能に。
「Autodesk Maya 2016」 発売日:4 月 16 日 希望小売価格(税別): Desktop Subscription:204,000 円 (1 年契約、ベーシックサポート付きの場合) 永久ライセンス:510,000 円
- 液体効果をシミュレーションするプロシージャエンジン「Bifrost」の機能を拡張
- カメラに近い場所では高解像度のシミュレーションを作成し、他の領域では泡のパーティクルの計算を軽減することにより、シミュレーション時間の短縮が可能
- ガ イド付きシミュレーション ワークフローを新規に採用。キャッシュされたシミュレーションまたはアニメートされたメッシュ オブジェクトを使用して、液体の動作を制御可能。また、低解像度限界の液体シミュレーションを使用して、液体サーフェスの高解像度シミュレーションをガイ ド可能に
- アダプティブ Aero ソルバを新規に採用。煙や霧などの環境効果について、詳細かつ物理的な精度の高いシミュレーションを生成可能に
- オープン グラフを新規に採用。ノード ベース環境でシミュレーションの微調整やカスタマイズが可能に
- 新しい並列評価システムを採用し、キャラクタ リグの再生と操作スピードが向上
- ワークフローの簡略化とユーザ インタフェースの改善により、ハイパーシェードでのマテリアルの構築と編集が直感的な操作で可能に。また、ノード エディタを再構築し、シェーディング コンポーネントの接続、配置、作業が容易に
「Autodesk MotionBuilder 2016」 発売日:4 月 16 日 希望小売価格(税別):585,000 円
- Story ツールの機能を強化して、複数の Story クリップを処理するワークフローの効率を向上。また、Clip Alignment オプションを新規に採用して、複数のクリップの位置合わせを効率化
- FCurve 機能を強化して、Frame Start / End やFrame Zoom Bar など使用頻度が高いフレーム機能にアクセスでき、FCurve ウィンドウでアニメーション フレームを迅速に表示。また、FCurve エディタで最大 100 までの変換値を持つキーの表示と編集が可能に。複雑で大規模な制作環境にも対応可能
「Autodesk Mudbox 2016」 発売日:4 月 16 日 希望小売価格(税別):69,000 円
※ 希望小売価格は、日本における当該製品またはサービスに対するオートデスクのメーカー希望小売価格(税別)を示します。希望小売価格にインストール費は含 まれません。オートデスク認定販売パートナー、販売店の販売価格はオートデスク認定販売パートナーおよび販売店が決定します。希望小売価格は参考値として ご参照ください。その他の諸条件が適用される場合もあります。
※ オートデスク認定販売パートナー、販売店から購入される場合の価格は、直接パートナーや販売店にお問い合わせください。
以上