BIMが必須、太陽設計が選択したArchiCAD 18
2015年4月13日

ThinkStation完全検証 ~BIMが必須、太陽設計が選択したArchiCAD 18、地元のサポートが決め手!
BIMへの流れが止まらない今、新たにBIMを導入した設計事務所がある。新潟市に本拠を置く太陽設計はBIMの代名詞的なソフトウェア「ArchiCAD 18」を最近導入し、ThinkStation P300と組み合わせてBIMによる設計をスタートさせる。
太陽設計株式会社

“BIMが必須”という時代を予測し勉強をスタート

太陽設計は新潟の設計事務所。50年以上の歴史があり公共事業も多く手がけている
太陽設計は新潟の設計事務所。
50年以上の歴史があり公共事業も多く手がけている
太陽設計は新潟の地で50年以上に亘って設計を行う老舗の設計事務所。公共事業を多く手がけており、現在は案件の約9割が公共の建築物。鉄筋コンクリート造はもちろんのこと、鉄骨造や木造など、さまざまな工法や建築物に対応している。
太陽設計において導入に向けた検討が始まったのは2年以上前。新潟の設計事務所などが加盟する新潟市建築設計協同組合でBIMの研究が始まり、太陽設計の若手の設計士が参加したことがきっかけとなった。
しかし、BIMの導入がすぐに決まったわけではない。勉強会は継続的に行っていたものの、いざ導入となると費用の面ももちろんだが、いつからどのように実 際の設計に導入していくかというきっかけがなく、勉強会の参加や各BIMソフトウェアの研究にとどまっていた。
そうしてBIMについて研究をしていく中で、新潟の建設業界でも「BIM」という言葉が出てくることが多くなったこ と、発注者側の国や市もBIMに興味を持っていること、ある大型プロジェクトの受注にはBIMが必須になるという噂が流れるなど、BIMに関してさまざま な動きがあった。
実際の発注に「BIM」という言葉が出る段階ではなかったが、早期に対応しておいたほうが良いこととから導入が決まったという。事前の研究期間は長かった ことと、社内では設計の3次元化の流れは必須ということで考えはまとまっていたことから、最終的に会社の承認も得られ、導入となった。
太陽設計が手がけた新潟市西区役所
太陽設計が手がけた新潟市西区役所
スタディ模型(区役所、新潟市)
スタディ模型(区役所、新潟市)
佐渡市の新穂小学校
佐渡市の新穂小学校
スタディ模型(小学校、新発田市)
スタディ模型(小学校、新発田市)

他ソフトから乗り換えに違和感がないArchiCAD

太陽設計においてBIM導入の中心メンバーとなった坂井隆昭氏
太陽設計においてBIM導入の中心メンバーとなった坂井隆昭氏
太陽設計が導入したBIMソフトは「ArchiCAD 18」。勉強会を開催する中で、複数のソフトウェアに触れた結果、今まで使っているCADソフトからの乗り換えに違和感のないものという点が決め手になった。
しかも、業務ソフトウェアとしてサポートの点で安心して導入できる点も重要視され、地元の新潟に代理店があることや、販売元であるグラフィソフトジャパンのサポートが良いことも導入決定を後押ししたという。
社内のBIM導入に向けた担当者の坂井隆昭氏は「サポートが親切丁寧で速いことが助かる。新しいソフトを業務で使っていると、細かいトラブルはつきものだが、電話一本で対応してもらえるので、安心して使える」と感想を述べる。

続きは、レノボ・ジャパンのウェブサイトで。

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