2015年5月18日

アラウンドビュー

最大10枚のアラウンドビューを表示できます。ピンを立てると、アラウンドビュー表示を維持し、新しいアラウンドビューを起動します。アラウンドビュー内の回転は、△アイコンで行えます。回転後は、自動的に隠線処理します。平面的に回転した図面もスポイトコマンドで、ワンクリックで水平に合わせることができます。また、アラウンドビューから要素を「非表示」にするコマンドを追加しました。

           

アラウンドビューに表示されている要素を、汎用図形に変換して、新しいビューに表示する機能を追加しました。元の図形とは連動しませんので、比較しての検討が可能です。汎用図形は、指定したレイヤー上に、指定した縮尺で表示します。

小口径桝

アロン化成(株)の小口径排水桝(SDシリーズ)、雨水桝(AMシリーズ)、雨水浸透桝(PMシリーズ)を追加しました。桝リストに対応し、縦のVU管の長さも拾い集計に計上します。

           

勾配

配管サイズに応じて勾配値を設定し、系統全体を一括で勾配処理できる機能を追加しました。

           

勾配の基準位置を高さ指定して、勾配が付与できます。

           

勾配配管を編集し、新たに配管が追加された場合、自動で勾配を付加します。高さ変更コマンドでは、勾配を付けたまま、絶対数値で高さ変更できます。また、勾配を確認するコマンドを追加し、配管作図時に順勾配か逆勾配かを選択できます。

設計モードの改善

以下の点を改善しました。

・スパイラルダクトの継手記号の設定を整理し、角ダクトもドン付け/割り込みの区別なく、継手記号の設定を参照できます。

・冷媒管の45゚立ち上げなどが分かるように、楕円の継手記号で表示します。

・アップダウンボタンの高さ数値をコンテキストメニューで入力できます。

・配管ソケット、配管フランジ、壁付掃除口、ダクトキャンバスの記号を追加しました。

・ダクトのホッパーも設定で表示できます。

・竪ダクトに回転ハンドルを設け、配置コマンドで角度指定できます。

・ルートを破線で表現した場合に、継手記号を実線表示できます。

・流れ方向を自動調整し、継手の向きを流れ方向に合わせて変更します。

・[単線記号の配置]コマンドと[配管、ダクトのルート作図]コマンドで、フロアを選択できます。

・機器器具、ユーザー部材の単線記号を実寸サイズの記号として登録できます。

・配管、ダクトの作図コマンドで、用途記号を自動表示するかを選択できます。

 

 

 

複数クリップの対応(段差スラブ)

ステップフロアや段差スラブなどの周辺設備を適切に表示するため、複数のクリップ指定が可能です。クリップごとに高さを指定でき、必要な範囲だけを図面表示できます。

           

クリップ範囲の上面・下面に接する部材は、それぞれ表示・非表示が選択可能です。例えば、1FL+0~2FL+0までクリップした場合、2FL+0の高さに配置した衛生器具を非表示にできます。

また、クリップの範囲に含まれる建築躯体をクリップ枠でカットできます。

スプリンクラー

スプリンクラーヘッドの配置に「矩形指定」「多角形(座標指定)」「多角形(要素選択)」を追加しました。ヘッドを移動した場合、スプリンクラーフレキ管がヘッドの移動に合わせて曲がります。また、ヘッドとソケットをフレキ管でクイック結合できます。

           

スプリンクラーヘッドに、放水円のプロパティを追加しました。            放水半径や色、太さ、線種、ペイント、カレントビューでの表示・非表示を設定できます。            また、[放水円の表示][放水円の非表示]コマンドを追加しました。

追加部材

冷温水機、チラー、ボイラ、冷却塔の種類を追加しました。

キュービクルの奥行き2000を追加しました。

非常用発電機、自火報の受信機、総合盤、煙感知器、熱感知器などを追加しました。

誘導灯、通路誘導灯などの種類を追加しました。

消火器ボックスを追加しました。

大口径の上水フランジ、ルーズフランジ、組フランジを追加しました。

耐火VPパイプ、耐火VPパイプS、耐火DV継手を追加しました。

エルメックス継手に径違いチーズ(JTZ-201613)、パネル継手(JBES16R1)を追加しました。

DV継手に食洗機継手・合流チーズを追加しました。

「標準(振止め付)」「ウレタン付(振止め付)」を追加しました。

「ハンガー」「ハンガー(振止め付)」を追加しました。吊ボルトの長さ、間隔は、ハンドル(黄角)で変更可能です。

 

 

配管・ダクト作図の改善

以下の点を改善しました。

・配管作図時の勾配に対して、順勾配/逆勾配を選択できます。

・冷媒管を90°以外の角度で振り上げ、振り下げた場合に、振り上げ、振り下げの記号を表示できます。

・竪管、竪ダクト、ケーブルラック(竪)、ケーブルダクト(竪)、バスダクト(竪)の作図コマンドで、回転しての配置が可能です。

・ルート作図の仮表示で「すべてのルートに仮表示する」と「サイズ、高さが変わったルートに仮表示する」が選択できます。

スリーブ/インサート

配管、ダクト、電気ルートを系統選択し、インサートを配置できます。一般配管、冷媒管、角ダクト、スパイラルダクトなど、材料ごとにピッチ、端部からの距離、分岐からの距離、ルートからのオフセットが指定できます。

また、スリーブの高さを上階からの高さで表示している場合、下階からの高さに表示切り替え可能です。「選択要素の拡張」では、インサートを選択し、「同じ基準フロア」、「同じサイズ」が選択できます。

加工

ユニット図のナンバリングにおける系統指定時に、グロージョイントで系統を分割できます。

建築

開口の編集コマンドで、開口の移動時に、移動の基準位置を変更できます。

通り芯

通り芯・通り芯(円弧)のプロパティ「作図ビューのみ表示する」を切り替えできます。

汎用

ポリラインに「辺の移動」、「頂点の移動」、「頂点の追加」、「頂点の削除」、「分割」、「結合」の編集機能を追加しました。

[塗り領域の編集]コマンドに、「辺の移動」、「分割」、「結合」を追加しました。

詳しくは、NYKシステムズのウェブサイトで。

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