世界初の大型4K5面立体視ドライビング・シミュレータを名古屋大学へ納入
2015年6月22日

 

フォーラムエイト、世界初の大型4K5面立体視ドライビング・シミュレータを名古屋大学へ納入
~ナショナルイノベーションコンプレックス開所式にて披露~

株式会社フォーラムエイト(東京都港区港南2-15-1 代表取締役社長 伊藤裕二 URL:http://www.forum8.co.jp ) は、車両性能実証研究・開発用の高精度ドライビング・シミュレータを名古屋大学へ納入いたしました。ナショナル・イノベーション・コンプレックス(NIC)内に設置され、2015年6月12日、同館の開所式と併せて披露されました。

 

▲大型5面スクリーンのCAVE(没入型立体視表示システム)により広い視野角と高い没入感とを実現

本シミュレータは、ドライビング・シミュレータ、交通流シミュレータ、車両ダイナミクス等を、3次元バーチャルリアリティUC-win/Roadによる インテグレーションで連携させたシステムで、本格的VR空間内での運転・車両走行模擬を実現した大型5面立体視ドライビング・シミュレータとして、世界初 となります(※)。
高輝度高精細ビジョン、コックピットモジュールと小振幅高応答電動モーションを備え、人間特性・感性の高感度モニタリングおよび数学モデリング構築に関する研究開発に最適なシステムとして構築されています。

【シミュレータの活用例】
・追従走行時の低燃費運転を誘導する車両加減速特性の研究
・見通しの悪い状況でのドライバの前方確認行動の研究
・自然な運転感覚下でのドライバ疲労・ストレスの研究

 

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。 画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
▲シミュレータ構成図       ▲車両性能実証装置 高精度ドライビング・
シミュレーターカタログ(PDF、1,649KB)

名古屋大学は、文部科学省「センター・オブ・イノベーション(COI)プログラム」(平成25年)に、「多様化・個別化社会イノベーションデザイン拠 点~高齢者が元気になるモビリティー社会~」をテーマとして採択されています。このプログラムの一環として位置づけられ、名古屋大学特任教授である原口哲 之理氏などが進めている車両性能実証研究において、弊社のVRと連携したシミュレータシステムが活用されます。

 ナショナル・イノベーション・コンプレックス(NIC)は、産学連携や共同開発によるCOI研究推進を目指し、このプログラムの拠点のひとつとして名古屋大学東山キャンパス内に整備された施設で、本シミュレータは車両性能実証装置として施設内にて設置・運用されます。

(※)2015年6月現在公開されているシミュレータとして、大型5面没入型ディスプレイとモーション付きコクピット部の組合せは世界初

▲名古屋大学ナショナル・イノベーション・コンプレックス(NIC)

【関連情報】
▼車両性能実証装置 高精度ドライビング・シミュレーター(動画)
https://youtu.be/6ctgceHMWi8
▼名古屋大学未来社会創造機構
http://www.coi.nagoya-u.ac.jp/
▼ナショナル・イノベーション・コンプレックス(NIC)
http://www.coi.nagoya-u.ac.jp/facility/nic

【関連製品】
▼3次元リアルタイムVRソフトウェア UC-win/Road
http://www.forum8.co.jp/product/ucwin/road/ucwin-road-1.htm
▼UC-win/Roadドライブ・シミュレータ
http://www.forum8.co.jp/product/ucwin/road/road-drive.htm
▼製品資料請求フォーム
https://www2.forum8.co.jp/cgi-bin2/seikyu.htm

【関連報道リンク】
▼自動運転の開発、名古屋大に拠点 トヨタ・パナなど集う
http://www.asahi.com/articles/ASH6D4Q4QH6DOIPE013.html
▼名古屋大に産学官研究拠点が完成 トヨタや愛知県、豊田市と連携
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015061290192806.html
▼運転支援技術で産学官タッグ、名大に研究施設オープン
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO88030150S5A610C1L91000/

詳しくは、フォーラムエイトのウェブサイトで。

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