グラフィソフト、Rhinocerosとの連携を発表
2015年6月8日

ブダペスト – 業界大手のビルディングインフォメーションモデリング(BIM)ソフトウェア開発業であるGRAPHISOFT®は、Rhinoceros® – ARCHICAD コネクションを発表しました。この連携機能は、Mac、Windows両方のプラットフォームにおいて、RhinoモデルをGDLオブジェクトとして ARCHICADへインポートすることを可能にします。

GRAPHISOFT Announces Rhinoceros – ARCHICAD Connection Guggenheim Helsinki Design Competition Entry by Nikken Sekkei

Rhinoceros® – ARCHICAD コネクションは、RhinoモデルをARCHICADジオメトリに変換します。Rhinoベースのモデルの媒体は、ARCHICADの汎用オブジェクト フォーマットであるGDLです。サイズが大きく複雑なモデルにおいては、Rhinoモデルを小さなGDLオブジェクトのセットに変換するLCFオプション を導入しています。このプロセスにより、RhinoおよびARCHICADで作成されたモデルパーツを同一ARCHICADファイルで保持することが可能 となり、モニタリング機能を提供することで、ARCHICADにインポートされたRhinoモデルを容易にアップデートすることを可能とします。LCFオ プションの活用は、インポートするRhinoオブジェクトのサイズが大きい場合において、ARCHICADのパフォーマンスの最適化アルゴリズムをシーム レスに動作させるためにもお勧めします。

「私たちはARCHICADコミュニティへのRhinocerosの参加を歓迎します。」とGRAPHISOFTの製品開発担当副社長、László Vértesiは述べています。また「RhinoはARCHICADのBIMソリューションを補完する強固なモデリング機能を提供します。」とも述べまし た。

「我々のユーザーは常に、彼らが使用する他のツールとのよりよい連携を望んでいます。」とRobert McNeel & AssociatesのCEO、Robert McNeel氏は述べています。「ユーザーの要望に応えるために、GRAPHISOFTと協力できることをうれしく思っています。」と付け加えました。

この技術はGRAPHISOFTと日建設計で現在行われている、建築設計の将来を見据えた技術開発のための共同研究の一環として開発されてきました。

Rhinoceros® – ARCHICAD コネクションについての詳細は以下のページをご覧ください。 http://www.graphisoft.com/downloads/addons/interoperability/rhino-JPN.html

Rhinoについて

Robert McNeel & Associatesにより開発されたRhinoceros® 5.0は工業デザインのモデリングソフトウェア分野でのマーケットリーダーです。非常に複雑な形状を直接モデル化、もしくは3Dデジタイザを介して取得す ることができます。その強力なNURBSベースのエンジンにより、Rhinoceros® 5.0は作成、編集、分析、またカーブ、サーフェス、ソリッドを変換することができ、モデルの複雑さ、サイズに制限はありません。

日建設計について

2,400名以上のプロフェッショナルスタッフを擁する世界最大の建築設計事務所の一つである日建設計と7のグループ会社は、建築設計、エンジニアリン グ、監理、コンサルティング、そしてR&Dのサービスを提供しています。1900年に創業以来、グループ全体のポートフォリオは、40カ国、 20,000以上のプロジェクトで構成されています。業務内容は、公共、民間を問わず持続可能なものであり、新都市開発、高密度/複合用途、公共交通指向 型開発、超高層ビル、ビジネスパーク、商業、文化、教育、医療、オフィス等、あらゆる分野の施設におよんでいます。日建設計は東京に本社を置き、シンガ ポール、中国、韓国、ベトナム、UAEに支店を置いています。現在も成長を続ける同社は、設計における現在のニーズと重要課題を再定義する為の新しいメ ソッドとテクノロジー開発に絶えず取り組んでいます。

グラフィソフトについて

グラフィソフトは、1984年に業界初の建築家向けBIMソフトウェア、ArchiCADによってBIM革命を始めました。グラフィソフトは、世界初のリ アルタイムBIMコラボレーションソリューションであるBIMcloud®、世界初のBIMに完全に統合された「グリーン」設計ソリューションである EcoDesigner®、また、BIMの可視化において世界をリードするモバイルアプリ、BIMx®で業界をリードしています。グラフィソフトは 2007年にNemetschekグループの一員となりました。http://archicad.com/では、ArchiCAD 30年の歴史における重要な出来事を紹介しています。 ぜひご覧ください。

詳しくは、グラフィソフトジャパンのウェブサイトで。

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