橋脚の復元設計計算 Ver.3 リリース
2015年8月3日

プログラム概要

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既設橋梁の中には、図面が残されていない構造物の配筋を推定する場合や、残されている設計計算書を元にした再計算により設計の妥当性を検証する「復元設計計算」が必要となる場合があります。

「橋脚の復元設計計算」は、昭和55年5月道示V地震時変形性能の照査及び、平成2年から平成14年までの「道路橋示方書・同解説 V 耐震設計編」に従った橋脚柱の保有水平耐力法に特化した設計計算プログラムです。

 

  橋脚の復元設計計算 Ver.3 <2015年 7月 31日リリース> NEW

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  1. 下記の旧基準に対応。

    ・「道路橋下部構造設計指針(橋台・橋脚の設計篇)昭和43年3月 (社)日本道路協会」

    ・「道路橋耐震設計指針・同解説昭和47年4月 (社)日本道路協会」

  2. 許容応力度法による柱の照査に対応、全ての準拠基準で照査可能。
  3. 「橋脚の設計」連動F4Z形式ファイルエクスポートに対応。
  4. RC巻立て系補強のH7復旧仕様における定着筋・非定着筋に対応。

  プログラムの機能と特長

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本プログラムは、以下の設計計算をサポートします。

1.既設検討

  • 既設橋脚の補強の必要性を検討することが可能です。
  • 既設橋脚の照査において、段落とし部の損傷判定を行うことができます(H2道示Vを除く)。

2.補強設計

  • RC巻立て工法による補強設計が可能です。
  • 鋼板併用RC巻立て工法による補強設計が可能です。
  • 鋼板巻立て工法による補強設計が可能です。
  • 連続繊維巻立て工法による補強設計が可能です。
  • PCコンファインド工法による補強設計が可能です。
  • 鋼板巻立て、連続繊維巻立て補強の場合は段落し部のみの補強を行うことが可能です。

3.その他

  • 免震橋または基礎の減衰効果を考慮する場合、減衰定数に基づく補正係数CEを入力することができます。

4.レベル2保有水平耐力法による柱部材の照査

  • 各基準に準拠したレベル2地震時の保有水平耐力法による照査を行うことが可能です。
  • H2道示V及びH7復旧仕様に準拠する場合は、等価固有周期TEQを計算することが可能です。
  • 固有周期の算定に用いる降伏剛性を算出し参考情報として計算書に出力することが可能です。
  • 主鉄筋の材質と帯鉄筋の材質を変えることができます。
  • 帯鉄筋の高さ方向の変化(高さ間隔、有効長など)考慮することが可能です。
  • インターロッキング式の配筋が可能です。

詳しくは、フォーラムエイトのウェブサイトで。

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