IoT サービスの提供を視野にSeeControl 社の買収で合意
2015年9月8日

米オートデスク、IoT サービスの提供を視野に SeeControl 社の買収で合意

米 オートデスク インク(本社:米国カリフォルニア州、社長 兼 CEO:カール バス)はこのほど、企業向け Internet of Things(IoT)クラウド サービス プラットフォームを開発/提供する SeeControl 社(本社:米国カリフォルニア州)を買収することで合意しました。

オートデスクは、現在 SeeControl 社が販売している同社プラットフォームとそのサポートを継続して提供しながら、これらをオートデスクの製造業や建築業向けに提供するソリューションに統合 する計画です。さらに、新しい IoT ソリューションも開発する予定です。今回の買収は通常の買収完了条件に従い、2015 年 10 月 31 日を末日とする当社の会計四半期中に完了する予定です。なお、当買収の詳細は非公開です。

SeeControl 社が提供するソリューションは、製造業やシステムインテグレーターが、遠隔地にある環境の製品やモノ、資産などをインターネットに接続し、分析、制御、管理できるようにするもので、新しいサービスモデルを検討する情報基盤にすることができます。

米オートデスク インク インフォメーション モデリング/プラットフォーム製品担当 上級副社長 アマー・ハンスパルのコメント

「も のづくりの新しい姿が台頭し、あらゆる建造物、製品、環境にセンサーを組み込むことが可能になり、それらのセンサーからもたらされる情報を設計プロセスに 供給できるようになります。SeeControl 社の買収は、IoT を活用するための新しいテクノロジやソリューションの開発に向けた当社の継続的な取り組みの第一歩となるもので、まず顧客が自社製品からもたらされるデー タを取得、分析、活用できるようにします。」

業績に与える影響について 今回の買収が、2015 年 8 月 27 日に公表した業績予測に与える影響はない予定です。

詳しくは、オートデスクのウェブサイトで。

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