軟弱地盤動態観測システム
2015年11月3日

軟弱地盤動態観測システム(NETIS登録番号:HK-070014-V)は、軟弱地盤における動態観測とデータとりまとめの両方を効率化し、盛土の挙動を速やかに把握できる、岩崎オリジナルシステムです。
◆ システムの主なメリット

◆  トータルステーションの自動追尾・自動視準機能によるワンマン観測が可能です。 ・観測作業の効率化
・載荷盛土の判断の迅速化
・コスト削減
◆  放射状に観測を行うため、視通の利く範囲に設置された沈下板および変位杭は、トータルステーションの設置位置を変えることなく一度に観測が可能です。                          
◆  取得した座標を専用ソフトに取込むことで、データ処理の効率化や手入力によるミスの軽減が可能です。
◆ 観測~解析の流れ
自動追尾・自動視準機能を持つTSを用いて、ワンマンで沈下板・変位杭を観測。
観測データを直接パソコンに取り込んで自動判定。計算結果と安定管理帳票を出力。

岩崎では、この一連の流れをNETIS技術として登録しており、軟弱地盤動態観測システムのご提供、操作方法のご説明などを通じてお客様の動態観測をサポートいたします。

観測方法
軟弱地盤動態観測システムは、下図のようにワンマン観測を実現した手法です。プリズムを自動追尾・自動視準する機能を搭載したトータルステーションを用いて、沈下板や変位杭の座標を取得します。
方法① 沈下板・変位杭にプリズムを設置   方法② 360°プリズムを使用
・観測員:1名
・機材:自動追尾・自動視準トータルステーション
・観測員:1名
・機材:自動追尾・自動視準トータルステーション
TSの自動視準機能を利用することで、沈下板・変位杭観測の大幅なスピードアップが望めます。 観測員が沈下板・変位杭付近に立ち、360°プリズムを据え付け、TSの自動追尾機能を利用してワンマン観測・ワンマン放射観測を行います。
※ 沈下板や変位杭の数だけプリズムが必要です。
管理ソフトウェア
TSを使用した動態観測で得られたデータ(CSV/SIMA形式)を、USBメモリなどを介してパソコンのシステム内に取りこむと、以下のような管理表(グラフ)が出力できます。
 

続きは、岩崎のウェブサイトで。

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