スイート積算 Lite リリース
2016年2月29日

Ver.2.00.00 改訂内容 <2016年 2月 22日リリース> NEW

ライン

【Standard版】

  1. 国土交通省土木工事積算基準改訂(平成27年度版)に対応
  2. 新土木積算体系改訂(平成27年度版)に対応
  3. 建設物価調査会(建設物価,土木コスト情報)および経済調査会(積算資料,土木施工単価)の基礎単価 2016年1月号に対応
  4. 単価DBの施工パッケージ型単価と施工単価について単価検索の改善
  5. 起動中の単価DBの検索アクセス時間を改善

【Lite版】(定価:30万円)

  1. 単価DBの提供都市、工種の限定版

プログラムの機能と特長

 

積算をサポートするソフトとしてこの度、弊社が開発した積算ソフト(公共土木)の機能をご紹介します。基本的な機能を用意しつつ、弊社独自の機能として連
携を意識し、下記のようなコンセプト(連携、簡単、サポート)をベースとして開発を行いました。

主要機能

  • 国土交通省土木工事積算基準対応
  • 単価データベース
  • 施工パッケージ型単価対応
  • UC-1エンジニアスイート製品との連携
  • 設計書の取込み
  • 電子納品対応(EXCEL出力、PDF出力対応)

 


▲積算開発のコンセプト

国土交通省土木工事積算基準

▲メイン画面(工事費の総括表)

 

請負工事費は、工事価格、消費税、工事原価、一般管理費、直接工事費、間接工事費、共通仮設費、現場管理費で構成されています。構成は次の通りとなりま
す。下記の各費用はメイン画面に構成が表示されるため、一目でその内訳がわかる仕組みを用意しています。一般管理費(1)、イメージアップ費(2)、現場
管理費(3)は、下記の基本条件画面で設定された条件を元に内部計算を行います(1、2直接指定も可能)。

▲基本条件画面 ▲積算本体と単価データベースとの処理の流れ

本プログラムは、基本的に直接工事費に積み上げる項目を単価検索(データベース)画面から必要な単価( 施工単価、基礎単価、施工パッケージ型 )を選択し、積算本体側へ転送させる事を繰り返し、経費を積み上げていく流れです。

単価検索(データベース)

(財)建設物価調査会「月刊 建物物価、季刊 土木コスト情報」、(財)経済調査会「月刊 積算資料、季刊
土木施工単価」に掲載されている単価の平均値及び最安値に対応しています(⇒基礎単価)。施工単価及び施工パッケージ型単価も積上げ方法は同様の動作で、
積算本体側へデータを転送する事ができます。単価は、年間4回(10月、1月、4月、7月)の更新を予定し、47都道府県(都道府県の主要都市を準備)の
単価に対応しています。また、単価データベース内の検索機能(and検索、or検索)は、簡単に見つけたい単価を抽出する機能も用意しています。


▲47都道府県の単価対応

▲検索(and検索、or検索)

UC-1エンジニアスイート構成製品との連携

UC-1エンジニアスイートの設計で用いた材料(例えば、コンクリート、鉄筋、型枠など)の諸情報の数量を「UC-1
Engineer’s
Suite積算」側に取込み、数量と単価を結びつける事で積算をスムーズに行える仕組みを用意しました。各製品からの数量はプレビューで確認する事もで
き、また各製品から積算連携ファイル(FLK)を出力する事ができます。

▲スイート積算全体イメージと積算連動

▲橋台の設計から数量を連動する場合

施工パッケージ型単価

土工、共通工、コンクリート工、河川海岸、河川維持、砂防、道路舗装、道路付属施設、道路維持修繕、共同溝、橋梁の工種をサポートする予定です。標準単価
は東京地区における基準年月日の施工単位当たりの単位であることから、地域及び時期の違いによる補正を行い積算単価にします。標準単価(P)から積算単価
(P’)への補正は、各施工パッケージの機労材構成比(標準単価に対する機械経費(K)、労務費(R)、材料費(Z)、市場単価(S)の金額構成比率)の
比を用いて算出します。

設計書の取込み

「設計書」のフォーマットは各都道府県(もしくは市町村)で様々あり、エクセル形式およびPDF形式で提供されます。工事価格の見積りを行うときに、その
提供された設計書を参照しながら、一つ一つを工事区分、工種、種別、細別、規格の名称を設定し数量を手入力しても問題はありませんが、毎回このような入力
するのは非効率的で、また手入力を行う際に数量の入力ミスが発生する可能性も否定できません。このような場合、設計書の取込機能を用いると、上記の入力を
全て内部処理を行い、プログラム側にデータ(名称や数量)を取込む事ができる機能です。設計書が複雑な書式の場合、設計書取込の設定を変更する事で、自由
に調整ができます。


▲設計書(エクセル形式)から積算本体への取込み

 

電子納品対応(エクセル出力、PDF出力)

本製品で積算を行った結果を他ファイル形式の媒体に変換する機能があります。出力媒体として一般的なエクセル形式、PDF形式、ワード形式等に出力して保存する事も可能です。


▲様々な出力形式に対応

クラウドバックアップ

PC
に常駐するクライアントプログラムにより、定期的にFORUM8のバックアップサーバにアップロードを行い、重要なファイルの自動バックアップを行うこと
ができるサービスです。バックアップ対象に追加されたファイルは、クラウドバックアップサービスクライアントにより指定されたスケジュールで自動バック
アップされます。


▲クラウドバックアップ設定画面

詳しくは、フォーラムエイトのウェブサイトで。

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