JR 東日本コンサルタンツとパートナーシップを締結

2017年2月6日

オートデスク、JR 東日本コンサルタンツと パートナーシップを締結
鉄道関連施設の新しい価値を生み出す ために IoT プラットフォームを活用した BIM/CIM手法を構築へ

米オートデスク インクはこのほど、ジェイアール東日本コンサルタンツ株式会社と戦略的なパートナーシップを結びました。このパートナーシップのもと両社は、建築/土木業界で広く利用されるようになってきている BIM/CIM(※1)を活用し、鉄道関連施設の計画、設計、施工から運営、維持管理までという全てのライフサイクルをカバーする新しいワークフローを開発します。両社はこのワークフロー開発の中で BIM/CIM とIoT(※2)とを連携させることにより、新たな価値を生み出す情報インフラである IoT プラットフォームの開発を行い、鉄道会社、設計・施工会社のみならず鉄道施設を利用するお客様に対しても、これまでにない新たなサービスの提供を目指します。

両社はこれまでも鉄道関連施設の計画、設計、施工の各フェーズで BIM/CIM を取り入れるなど、先進的な業務プロセスを検討してきましたが、今回のパートナーシップの締結により、BIM/CIM データと IoT との連携という新たなビジネスレベルへの一歩を踏み出すことになります。そして鉄道業界にとどまることなく、様々な業務分野で利用可能な情報インフラである IoT プラットフォームがグローバルな標準規格となるよう目指すとともに、これを利用することで新たな価値を世界に提供していきます。

 

両社はまず、鉄道建設プロジェクトを対象に BIM/CIM のデータを整備し、これに IoT を連携させることで、IoT プラットフォームの成果を検証し、その適用範囲を広げていきます。

 

パートナーシップの主な内容

  • 鉄道関連施設の計画、設計、施工、運営、維持管理の各フェーズの中で、オートデスクの BIM/CIM ソフトフェアやクラウド サービスなどを利用して作成した 3 次元モデルデータを、発注者、設計会社、施工会社、施設運用者、施設維持管理者及びその関係機関全体で共有するためのワークフローを開発します。
  • BIM/CIM と IoT の融合により、人の流れを考慮した 3D ナビゲーション アプリを開発したり、設備の維持管理をより効率的に行ったりするなど、蓄積させた情報を効果的に組み合わせて、高度なシミュレーションを実現させます。
  • 実務担当者から経営者にいたる幅広い人々が共通で 3D モデルデータを「見える化」することで、施設の価値を高めるコラボレーションを促します。
  • IoT プラットフォームは、日本国内だけでなく海外でも適応可能なものとし、鉄道業界で先進的な BIM/CIM、IoT の適応例としてグローバルな市場をリードしていきます。
  • オートデスクは、保有する全てのソフトウェアとクラウド サービスを使用できる「エンタープライズ・トークン・フレックス・プログラム」をジェイアール東日本コンサルタンツに提供し、これを利用することが可能な体制を構築します。また、BIM/CIM の効果を最大限に活用できるよう、これまでオートデスクが欧米や中東で手掛けてきた鉄道に関する BIM/CIM に関する知見をもとにコンサルティングを行い、今後の開発を支援します。
※1 BIM/CIM:ビルディング・インフォメーション・モデリング、コンストラクション・インフォメーション・マネージメントの略。建物やインフラ工事の設計、施工、維持管理までのライフサイクル全体で設計情報を活用する手法。
※2 IoT:インターネット・オブ・シングスの略。モノをインターネットで接続して得られるデータを活用して、効率的な運用を行えるようにする技術。

「The Future of Making Things」~創造の未来~ について

近年、新しい技術を利用した製造や建設、消費者の購買行動の変化、イノベーティブな製品を生むコラボレーション環境などが組み合わさって、何かを作る方法が全く新しい方向に転換しています。これにより、世界の産業構造は著しい変化に直面しています。こうした変化に率先して対応するために、当社は「The Future of Making Things」~創造の未来~ という考え方の基、最新技術を取り入れた幅広いアプリケーションとサービスを提供しています。お客様がこうした市場環境の変化にも対応できるように、当社は将来必要になるデザインとワークフローを業界の先頭に立って提案していきます。

以上

詳しくは、オートデスクのウェブサイトで。