移動体計測向け2周波RTK-GNSS受信機『MR-2』を発売

2017年2月28日

全衛星測位システムの信号に対応した 移動体計測向け2周波RTK-GNSS受信機『MR-2』を発売

発表日 2017年02月21日

当社は、現在運用されている全ての衛星測位システムの信号に対応した*1移動体計測に特化したモジュラー型2周波RTK*2-GNSS受信機『MR-2』を発売いたしました。
米国のGPSに始まった衛星測位システムは、ロシアのGLONASS、日本の準天頂衛星(QZSS)のほか、中華人民共和国のBeiDou、EUのGalileoなど続々と新しいシステムが運用されているほか、GPSについても、新しい信号(L5帯)の整備が進むなど、日々進歩しています。 『MR-2』は、これら全ての衛星、全ての信号に対応します。特にGPSに匹敵する衛星数を有するBeiDouへの対応*3は、作業効率の向上に効果的です。また、過酷な現場環境にも耐える堅牢設計で、移動体の制御などに最適なGNSS受信機です。
【MR-2の主な特長】 ■ すべての衛星、すべての信号に対応 GNSSボードに高い受信性能と精度を提供する技術Vanguard TechnologyTMを搭載しています。GPSはL1、L2に加えL5を受信できるほか、GLONASS、準天頂衛星(QZSS)、SBAS、BeiDou、そしてGalileo*4も利用可能です。受信可能な衛星測位システムや衛星数が増加することによりRTK初期化時間の短縮や測位率が向上し、今までは観測に不利であった環境下での測位に効果を発揮します。
■ ユニバーサルトラッキング技術を採用 一般的な受信方式では信号ごとに受信能力を特化したチャンネルを用意する必要があり、全衛星全信号に対応するために特定のチャンネルを多数搭載する必要があります。このユニバーサルトラッキング技術では、1つのチャンネルが各信号にフレキシブルに対応することが可能なため、コンパクトなチャンネル数でも、効率よく全ての衛星からの信号が受信可能です。
■ デュアルアンテナに対応 デュアルボードタイプは、2台のアンテナを接続することにより、『MR-2』 を搭載する機体の位置情報に加え、向き(方向角)や傾きもリアルタイムに高精度で測定し出力することが可能なHD2技術を搭載しています。 機体が静止状態や低速走行時でも、常に正確な姿勢が把握できるため、移動体を制御するセンサーとして最適です。
■ 優れた耐環境性能 保護等級IP67に準拠した防水・防塵性能に加え、優れた耐振動・衝撃性も備えています(MIL-STD 202G、SAE J1211、IEC 60068-2-27に準拠)。過酷な使用環境でも安心して使用できる設計となっています。
■ GNSS転圧管理システムのセンサーとして最適 ローラーの走行位置を記録することにより転圧回数を把握できる、締固め管理システムのセンサーと して最適です。安定した施工品質の実現に貢献します。

*1:2017年2月現在で稼動している衛星測位システムについて。Galileoはオプションにて対応予定。

*2:Real Time Kinematicの略。リアルタイムに数ミリ~数センチ精度で位置座標を算出するGNSS測位手法。2台のGNSS受信機を使用し、固定局側に設置されたGNSS受信機から移動局側のGNSS受信機へ通信手段を利用して補正データを転送し、リアルタイムに移動局の位置座標を解析します。

*3:GGBDタイプに標準、GGDタイプはオプション対応。

*4:オプションにて対応予定。

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■移動体計測用モジュラー型GNSS受信機 MR-2 製品情報ページへ

詳しくは、トプコンのウェブサイトで。