第16回3D・VRシミュレーションコンテスト、ノミネート作品発表

2017年10月24日
第16回 3D・VRシミュレーションコンテスト オン・クラウド ノミネート作品発表

審査員の方々による厳正な審査の結果、合計10作品をノミネートいたしました。

No.1  「3次元点群を用いた国指定史跡 左沢(あてらざわ)楯山(たてやま)城跡
第1期整備計画の提案」

株式会社寒河江測量設計事務所
山形県大江町にある国指定史跡左沢楯山城跡の第1期整備の計画(案)をもとに作成した。楯山全体に残る山城跡の特徴的な地形を3Dレーザースキャナーで再現、山城跡からは麓を流れる最上川や広大な盆地がある風景を望むことができる。VRでの再現により左沢楯山城跡の構造と計画が体感できる。
No.2  「大規模地震における緊急災害対応VRの提案」
京都市立伏見工業高等学校(京都市立京都工学院高等学校)
近い将来に想定される様々な大規模地震において、想定外の被害が発生する可能性がある。その発生直後の被災状況をマルチコプターによって撮影し、sfm解析によって点群データ化することで、災害時の避難や支援物資の供給に役立つ緊急災害対応VRを提案した。
No.3  「i-hazard map PROJECT~次世代iハザードマップ構想の提案~」
三井共同建設コンサルタント株式会社
一般の人々に対して、災害等の危険情報をわかりやすくかつ適切に伝えるため、最新のVR技術を有効に活用した、新たな土砂災害ハザードマップや降雨予測結果の公表等における高度化【i-hazard                         map】に関する取り組み(プロジェクト構想)を提案している。さらに、本ハザードマップの応用的な利用や今後の運用方法についても示している。
No.4  「木更津市沿岸部再開発提案モデル」
木更津市
木更津市沿岸部における再開発の提案を表現し、参加者の作品をVR内で紹介している。半島のように突き出した海浜公園を舞台に、地域の魅力を高めるという気持ちが込められた個性溢れる提案が盛り込まれ、海上からの視点やウォークスルーなどで作品の魅力を体感できるものとしている。
No.5  「下水道管路調査データからの3Dモデルの融合」
管路情報活用有限責任事業組合
管路調査で「改築・修善」に使用したデータから3D管路施設作成データと融合した3Dモデルで全体可視化地下構造部の活用として、具体的構造物で維持管理・補修設計(土木)が行えると同時に緊急地震等に於いて下水道管理者ばかりでなく災害担当者と共有資料として活用方法を構築。今後 震災時の避難場所からの排水状況確認・復興土木設計シュミレーションが可能となる。
No.6  「自動運転コックピットHMI VRシミュレーション」
パイオニア株式会社
自動運転に向けたコックピットにおけるHMI(ヒューマンマシンインターフェース)の方向性に関する企画業務において、新たに企画されたHMI「インビークルコンテクストアウェアネス(IVCA)」に対し、それを具体的なモノとして開発・実装し、有効性を検証するためのVRデータ及び、VRシステムとなっている。有効性の検証に加え、東京モーターショー、CES等における将来システムの展示で活用されている。
No.7  「デジタルサイネージによるドライバー運転行為への影響に関する研究用VR
-大型デジタルサイネージの誘惑」

ソウル市立大学
近年路上及び高層ビルの外に設置されている大型デジタルサイネージが増えており、このような大型デジタルサイネージによるドライバーの運転にどのような影響を与えるかを研究するため、ソウルGangnam区の中心部をVRで再現し、ドライブシミュレータで実験を行った。また、FOVEの新型アイトラッキングHMDと連携し、ドライバーの目線ログも運転ログと合わせて記録し、分析を行った。
No.8  「大牟田市内路面電車軌道及び沿線の復元」
井尻慶輔事務所
かつて大牟田市民の足として親しまれた大牟田路面電車の復活第二弾。三井化学、三池銀行、松屋(百貨店)、大牟田駅舎など、当時を代表する建造物を沿線に再現し、その風景の中を悠然と走る電車500形を表現した。更には、三井三池炭鉱のうちのひとつである三川坑の光景として、木造家屋や炭鉱機械ホッパーなどの巨大施設までを新たに追加、当時の大牟田の賑わいを路面電車を通して再現している。
No.9  「羽田空港VRシミュレータによる教育訓練」
株式会社メイワスカイサポート
羽田空港内という一般の道路と異なる、車両走行ルールや特殊な環境の中で、安全に車両を運転するための訓練を目的とした、ドライビングシミュレータ用VRデータ。空港内の道路や施設だけでなく、行き交う特殊車両や航空機まで再現し、車両運転における危険箇所や注意するポイントの教育・訓練に活用している。
No.10  「モバイル型安全教育体験4DVRシミュレーション」
韓国交通安全公団
韓国交通安全公団様が構築した4D交通安全シミュレータ用の体験データ。都市道路、高速道路とイベントの3パターン走行コースに分け、例えば、高速の合流、都市部歩行者の交通ルール違反、運転中スマートフォン操作の影響など、シナリオで各セッション及び危険なシーンを再現した。体験者は6DOF動揺装置付きのシミュレータに通常のモニタースタイプとVRメガネを装着する2種類の体験が可能。また、該当4Dシミュレータはコンテナ式のトラックに設置され、韓国全国ツアーも巡る予定になっている。

 

フォーラムエイト東京本社セミナールームにて
ノミネート作品審査会を実施。
審査員
左から稲垣 竜興 氏、関 文夫 氏(審査委員長)、傘木 宏夫 氏

詳しくは、フォーラムエイトのウェブサイトで。