WindPerfectV5の新機能紹介

2017年10月8日

今回リリースするWindPerfectV5では、先にご紹介した「VR(仮想現実)機能」と「報告書自動作成機能」以外に多くの機能が追加・強化されています。その一端をここでご紹介します。

◆SuperCartesian機能

本機能は元々”e-flow”の機能でしたが、今回バージョンのWindPerfectV5から利用できるようになりました。 一般化ポロシティ法による斜め形状や丸い形状の取り扱いが直交格子で可能となりました。 よりリアルな形状を用いたシミュレーションで訴求力も大きく向上します。

◆日射解析機能

従来からご要望のあった機能で、緯度・経度と日時を設定すれば太陽高度・方位角を自動計算し、ガラス面の反射率・吸収率・透過率から入射する熱量を評価し設定できます。 日射対策として、庇やブラインドやロールスクリーンも考慮可能です。 日射解析機能はCFDパーツの形で提供する予定です。

◆無限Undo機能

WindPerfectのデータ入力・可視化ツールのGenesysでUndo機能が強化されました。 入力操作をミスしても、無限回のUndo(アンドゥー:回復)が可能なので、元の状況に簡単に戻ることができます。 本機能はRedo(リドゥー:再操作)も可能で、操作工程のバックアップに不安がなくなりました。 更に本機能はデータ入力操作だけでなく、可視化操作でも利用する事が出来ます。

◆下敷き解析機能

以前からあった機能ですが、再整備・強化しました。 BitmapやJPEGなどの地図や図面を解析領域下面に貼り込んで、それを下敷きにしてBox(直方体)・Hexa(六面体)・Cylinder(円柱・円錐台)・Oval(球・楕円体)などのWindPerfectで使える基本プリミティブを配置し解析モデルを構築する機能です。 CADデータやGISデータが手に入らない場合に非常に強力な機能です。

◆非定常解析機能

空調の立ち上がり時や風量・吹出し温度が変動する場合を含めて、非定常解析で流れ場・温度場の時間的推移を確認したいと言うニーズが急増しています。 定常解析に比べて時間や手間は掛かりますが、詳細な情報が得られます。 今回のV5では新インターフェイスの採用に伴い、非定常データの入出力をバイナリ(Binary)化してより動作を高速にし、かつデータをコンパクトにしました。

非定常解析はVR機能と非常に相性が良く、プレゼンテーションによるアピールをより効果的に行えます。

◆キーフレームアニメーション

WindPerfectのアニメーションはパーティクル流動と回転、および分布の断面スイープに限られていましたが、今回のバージョンでキーフレームアニメーション機能が加わります。 これは、キーとなるフレームを複数設定すれば、その間のシーンを自動生成してアニメーション化します。 自動生成するシーンの中には、従来の回転操作やパーティクル流動・分布の断面スイープや、拡大/縮小などが含まれます。 従来より大きなプレゼンテーション効果が見込める機能です。

プルダウンメニューの整理や再配置など、この他にもVersion5の改善点はまだまだあります。皆様もソフトの操作やマニュアルなどでご確認下さい。

なお、WindPerfectV5の提供開始は10月20日(金)を予定しています。

詳しくは、環境シミュレーションのウェブサイトで。