オートデスクと Esri、次世代のインフラ計画と設計に向けて協力

2017年12月4日

地理情報システムとビルディング インフォメーション モデリングの世界的トップ企業が 空間情報と 3D 設計モデル情報の統合を推進

(この内容は米オートデスク インクが 11 月 15 日に発表した内容を国内向けに再構成したものです)

米オートデスク インクと米 Esri 社は本日、ビルディング インフォメーション モデリング(BIM)と、地理情報システム(GIS)の両テクノロジーを連携させる新しいパートナーシップを発表しました。両社は、人が作った場所、自然環境、人、そしてこれらすべてで構成されるネットワークに関するデータを可視化して、さまざまな業界でいままで以上に有効活用していただけるように取り組みます。

米 Esri 社、ジャック・ デンジャモンド氏のコメント

「今日の設計や建築プロジェクトの現場で、将来世代のニーズを考慮することは重要です。オートデスクとのパートナーシップによって、人口増加を見据えた持続性のあるリソース確保や自然環境の保護、地球資源の有効活用、そして問題対応力が高い都市作りなどが可能になります。」

BIM と GIS マッピング ソフトウェアが円滑に連携してデータを活用できるようになれば、社会インフラの管理者にとっては資産の計画、設計、構築、運用を最適に行えるようになり、コストの削減や業務効率の向上が期待できます。Esri とオートデスクのソフトウェアの連携強化が、業務フローに要する時間を大幅に短縮できる可能性があります。

オートデスク CEO、アンドリュー アナグノストのコメント

「オートデスクは Esri と協力して BIM を GIS マッピング機能と組み合わせて、両社のお客様が場所に関係なく、さまざまなものを作ることができるようにしたいと考えています。弊社の目標は、都市計画において現実に即した設計ができる環境を提供することです。このようにして問題対応能力が高く、いろいろな要素がつながった都市を作ることができ、持続性を重視したインフラも実現できます。」

オートデスクと Esri は、両社の関連技術をより緊密に統合し、BIM と GIS の両方の情報を組み合わせて、今まで以上に情報でつながったインフラを作ることができるようにします。例えば、オートデスクの「Civil 3D®」「InfraWorks®」などのソフトウェアと、Esriの「ArcGIS」などの地理空間情報ソフトウェア間で直接取り込み・書き出しができる機能を強化したり、まだ対応していないソフトウェアにその機能を展開するなどを予定しています。

米建設企業 AECOM 社プロジェクト テクノロジー担当グローバル ディレクター John Kizior 氏のコメント

「オートデスクと Esri のパートナーシップの計画を聞いたときは大変喜びました。革新を追求する精神を重視する当社は、今回の戦略的パートナーシップがソフトウェア上で大きな効果を発揮すると思います。両社の技術が組み合わさることにより、建設プロジェクトのライフサイクル全体で新しい方式で情報連携が進み、当社の顧客のメリットになります。」

今後 30 年の間に世界の人口が 25 億人増加し、そのうち 70% が都市部に居住すると予想されています。そのため、既に飽和しつつあるインフラには今後さらに負荷がかかることから、毎年 3 兆 3 千億ドルのインフラ建設費用が必要となることが見込まれています。こうした課題に対処するため、行政だけでなく民間企業も、交通やインフラの建設ライフサイクル全体を合理化する方法を模索しなければなりません。Esri とオートデスクは今後、両社のソフトウェアを連携させる作業を行い、未来に向けて新しい建設を提案しながら、プロジェクトに関わる方々を支援していきます。

両社はこうして「Make Anything, Anywhere – with The Science of Where」を実現していきます。

以上

詳しくは、オートデスクのウェブサイトで。