連載「BIMの課題と可能性との連携」の第68回、第69回を公開
2018年3月24日

日刊建設工業新聞の連載「BIMの課題と可能性」に掲載された福井コンピュータアーキテクト関連の記事を順次、紹介していきます。それ以外の記事(他社ベンダーなど)については、本文最後尾にある連載トップページヘのリンクから、必要に応じて、閲覧してください。

#069「教育現場でのデジタルツール活用・2」[2015年6月11日]

福井工業大学工学部建築土木工学科のレポート。2年次の前期は実務CADI、後期は実務CADIIが演習としてカリキュラムに組み込まれており、製図法の授業で培った知見を基に2次元CAD、BIMソフト「GLOOBE」の操作スキルを学ぶ。

#068「教育現場でのデジタルツール活用・1」[2015年6月04日]

BIMの普及が2次元CADの離陸前夜と似たような状況を呈している現在、産学協同=実学として建築工程の最上流にも位置づけるべき教育現場でのBIMソフト「GLOOBE」などデジタルツールの運用状況はどのようになっているのか。福井工業大学工学部建築土木工学科の今をリポートする。

#067「施主に気づきを与えるBIM・3」[2015年5月28日]

設計者として得意分野を強化し、いかに競争相手と差別化するか。「空創房、一級建築士事務所」(京都府宇治市)を主宰する畝啓氏は、BIMを最大限に活用して認定こども園の設立支援へと業務領域の伸延を進めている。

特記:2017年に畝啓建築事務所株式会社に社名変更。載社名は新聞掲載時の旧社名にて表記。

#066「施主に気づきを与えるBIM・2」[2015年5月21日]

安価に短期間で建設できる倉庫兼食堂の設計を依頼してきた施主。一定期間で建物を廃棄する決定には固執し続けた。BIMの3次元モデルで検討する中で、施主の思いは大きく変化していった。施主に気づきを与えるBIM。「空創房、一級建築士事務所」(京都府宇治市、代表・畝啓氏)でのBIM運用の事例を報告する。

特記:2017年に畝啓建築事務所株式会社に社名変更。載社名は新聞掲載時の旧社名にて表記。

#065「施主に気づきを与えるBIM・1」[2015年5月14日]

独立系の小規模な意匠系建築設計事務所での『仕事を創るBIM』運用について報告する。「空創房、一級建築士事務所」(京都府宇治市、代表・畝啓氏)では施主との合意形成の中で『施主に気づきを与えるBIM』運用を目指している。

特記:2017年に畝啓建築事務所株式会社に社名変更。載社名は新聞掲載時の旧社名にて表記。

#061「ホームビルダーのBIM運用・3」[2015年4月16日]

那覇市に本社を置き、地域ビルダーとして戸建て、マンションなど住宅を中心に商品企画、設計・施工、販売、不動産管理から修繕までを手掛ける環(たまき)ハウスグループ。「経営資源としてのBIM」の運用を通して現業の更なる向上を目指している。

#060「ホームビルダーのBIM運用・2」[2015年4月9日]

意匠設計部門へのBIM導入に引き続き、実案件での組織間連携の実践を通して環(たまき)ハウスグループ全体へと広がりを見せているBIM運用の現況を報告する。BIMソフト習熟だけでは2次元作図から3次元モデル構築への移行には困難も伴う。BIMソフトが設計者に対して操作時にインタラクティブに「3次元で考える」ことを求めるからだ。2次元CADは使わず、一気にBIMへ移行するとの全職員間での決定をサポートするために、自社仕様のテンプレートや標準部品の整備、社内勉強会の定例化など支援体制の整備も開始した。

#059「ホームビルダーのBIM運用・1」[2015年4月2日]

戸建て、マンションなど住宅を中心に商品企画、設計・施工、販売、不動産管理から修繕までを一貫して手掛ける沖縄の地域ビルダー、環(たまき)ハウスグループのBIM運用を報告する。BIM状況の急速な進展が見られる沖縄。『沖縄県のものづくり支援』事業からの支援も活用し、一挙にBIMソフト導入を進めるため全職員へBIMの必要性を説き、全員で一丸となり、運用に踏み切った。

#046「BIMモデルのFM分野への援用・3」[2014年12月18日]

BIM-FM連携では、3次元の建物モデルに属性を付加し、設計・施工から竣工後の施設管理まで援用する広義のBIM=データベースとしての役割が求められる。BIMソフト「GLOOBE」と長期修繕計画システム「FM-Refine」の事例に則して報告する。

#045「BIMモデルのFM分野への援用・2」[2014年12月11日]

ファシリティ・マネジメントの中核をなす長期修繕計画システム「FM-Refine」(FMシステム)の機能概要、BIMソフト「GLOOBE」とのBIM-FM連携で解決できる現況の課題を検証した。

#044「BIMモデルのFM分野への援用・1」[2014年12月4日]

3次元BIMモデル(データ)の援用範囲が広がりをみせている。注目が集まっているファシリティ・マネジメント(FM)分野への援用について報告する。連載「BIMの課題と可能性」の初回で、大成建設と日本IBMがBIM-FM連携で行った建物のライフサイクルコスト算定の検証結果について報告した。それによると、建築費の約40%相当・ライフサイクルコスト全体の約13%の削減が可能と試算している。

#034「概算見積もりソフトとBIMの連携・2」[2014年9月25日]

『プレコンストラクション』により企画計画段階で積算(コスト検討)する概算見積もりソフト「Cost Navi Pro」(建築ソフト開発)。概算精度6%以内、同社検証物件の標準偏差で最大10%程度を実現した同ソフトとBIMモデル=3次元データとの連携の実際を報告する。

#033「概算見積もりソフトとBIMの連携・1」[2014年9月18日]

BIMモデル=3次元データを他のシステムと連携して有効利用する事例として、建築ソフトの概算見積もりソフト「Cost Navi Pro」について報告する。

#032「組織論としてのBIM運用・3」[2014年9月11日]

実施設計までBIM運用が可能との約2年間をかけた実証結果に基づき、組織としてBIM化を加速している千都建築設計事務所。組織事務所として「大上段からのBIM」ではなく、実利に徹したBIM(GLOOBE)運用を行っている。

#031「組織論としてのBIM運用・2」[2014年9月4日]

千都建築設計事務所では、約2年間をかけて計画的かつ戦略的に「組織論としてのBIM」運用を進め、設計者の経験値として、BIMのメリットを組織内に蓄積していった。キーワードは「BIMは民主主義だ」。

#030「組織論としてのBIM運用・1」[2014年8月28日]

千都建築設計事務所(千葉市美浜区)は一級建築士をはじめ、建築技術者総勢55人からなる。2012年7月から約2年間をかけて「GLOOBE」を導入、計画的かつ戦略的にBIM運用の「課題と可能性」を追求している。

#026「広範囲に及ぶデータ援用の実際・2」[2014年7月24日]

BIMモデル=3次元データを他のシステムと連携して有効利用する事例として、建築ピボットの建築物(非住宅)省エネルギー計算ソフトウェア「SAVE-建築」について報告する。

#025「広範囲に及ぶデータ援用の実際・1」[2014年7月17日]

建築工程のさまざまな局面でBIMモデル=3次元データを他のシステムとの連携において有効利用する試みが現実のものとなりつつある。「建築とコンピュータ」の黎明期から建築系のソフトベンダーとして活躍している構造システム・グループの一員である建築ピボットを訪ね、同社のソフトウエアとBIMとの連携について調査した。

#024「鉄骨BIMで状況をブレークスルー・3」[2014年7月10日]

鉄骨BIMソフト「KAPシステム」の運用メリットをファブリケーターと設備業者との関係に即して報告する。

#023「鉄骨BIMで状況をブレークスルー・2」[2014年7月3日]

建設業本体とファブリケーターとの関係について鉄骨BIMを通して俯瞰すると、BIM運用に関する現状の課題と可能性が透かし絵のように浮かび上がってくる。

#022「鉄骨BIMで状況をブレークスルー・1」[2014年6月26日]

BIM運用の広がりがサブコン、設備機器メーカーなどを巻き込み、更なる進展を見せている中で、鉄骨BIM「KAPシステム」の現況を報告する。

#013「BIMソフトと設計者との連携・3」[2014年4月17日]

鴻池組(本社大阪)の建築設計部門における2次元図面と3次元モデルとの運用実態、施工を視野に入れた今後のBIM運用の課題について報告する。設計者の意識は、2次元図面+デジタルデータ=(2次元の建物モデル〕構築へと変化し、そのベースの上にBIMソフト導入が行われた。

#012「BIMソフトと設計者との連携・2」[2014年4月10日]

鴻池組(大阪本社)では、建築設計部門から工務部門、施工現場までを視野に入れた「BIM活用による建築工事の革新3ヵ年計画」を推進してきた。建築設計部門のBIMソフト運用による設計者の意識変化とそれによる具体的な成果について報告する。

#011「BIMソフトと設計者との連携・1」[2014年4月3日]

鴻池組(大阪本社)の主に設計組織におけるBIMソフト運用の現状と課題について報告する。国土交通省の「BIMガイドライン」策定を視野に入れ、鴻池組でも自社独自のLODの策定を視野に入れつつ、BIMフトを用いて、実施設計の基本設計への前倒し連動などによる設計プロセスの革新に着手した。

#007「BIMソフトによる施工図作成・3」[2014年3月6日]

清水建設の生産支援グループがBIMソフトを用いて3次元躯体データを徹底活用している現況を紹介した。設計・施工を通してBIMソフトを活用するメリットについても報告する。

#006「BIMソフトによる施工図作成・2」[2014年2月27日]

清水建設では、福井コンピュータアーキテクトのJ-BIM施工図CADを用いて、RC躯体の3次元データを入力し、それを基に2次元の施工図(RC造・躯体図)を作成している。複雑な躯体形状でなければ、2次元で施工図を描くのと、コストがほぼ同等との運用環境を実現した。本稿では3次元躯体データを徹底活用している現況を報告する。

#005「BIMソフトによる施工図作成・1」[2014年2月20日]

「J-BIM施工図CAD」の導入事例。清水建設の施工図部門がBIMソフトを躯体=施工図作成に活用したケースを報告する。施工図が2次元図面として建築工程を流通している中で、施工図部門はなぜ、BIMソフトを用いる決断をしたのか。そこには明確な目的意識と戦略があった。

「BIMの課題と可能性」トップページ(最新記事が最上部に掲載)

詳しくは、GLOOBEのウェブサイトで。

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