「J-BIM 研究会」に呼応するbuildingSMART Japan(bSJ)の動向

2018年3月24日

「J-BIM 研究会」の開かれた活動と呼応するbuildingSMART Japan(bSJ)の動向

そして前回、報告した下記内容です。

BIM 申請分科会の活動報告 -設計者と審査者の作業効率化への提案-

  • 「建築確認分野へのBIM適用に関する開発動向と展望」
    独立行政法人建築研究所:武藤正樹氏
  • 「GLOOBE確認申請テンプレート・凡例の内容紹介」
    日本ERI:関戸氏・福井コンピュータアーキテクト:楠田氏

ここで最も重要なのは、これら「J-BIM 研究会」の活動がBIMソフト「GLOOBE」のユーザー間で閉じたものではなく、建設業界におけるデータの共有化及び相互運用を目指す国内外の動向と呼応していることです。
データの共有化及び相互運用のためにIFC(Industry Foundation Classes) の仕様をまとめ、普及展開を行う国際団体がbuildinSMARTです。その日本支部として活動しているのがbuildingSMART Japanで、2016年7月に旧IAIから名称を変更しています。
◆buildingSMART Japanの詳細はこちら

bSJの組織図を見ると、建築委員会の傘下には、意匠設計小委員会、構造設計小委員会、設備環境小委員会、ガイドライン小委員会、施工小委員会があります。

構造設計小委員会の活動目的としては、
『設計の初期段階から生産段階までの建築構造分野におけるBIMの普及を推進します。また、構造を取り巻く様々な建設関連分野とのBIM連携を支援する取り組みを行っています。
建築鉄骨のIFC検定を実施するため協議を進めています。また、IFCのみでは連携が難しい一貫構造計算プログラムを中心とした構造設計情報を共有するために国内標準仕様「ST-Bridge」を策定し、関連ソフトウエアへの組込みとその活用に取り組んでいます。』
と明示されています。

意匠設計小委員会の活動目的は、
『(前略)確認申請/審査業務におけるBIM活用の実現を中心テーマとした活動を行っています。』『(前略)確認申請/審査を検討する法規WG、実用的な面積データのあり方を検討する求積WGの活動も行っています。』
とされています。

今後も、このコラムを読めば、建設業界におけるデータの共有化及び相互運用の現状と近未来が把握できるように、bSJ共々、「J-BIM 研究会」の活動について折に触れて報告していきます。

J-BIM研究会Facebookページのカバー画像

詳しくは、GLOBEのウェブサイトで。