「MAGNET Field」をメジャーアップデート

2018年7月10日

当社は、トータルステーションやGNSS測量機を用いて、測量から土木施工までカバーする多彩な機能を搭載したフィールドアプリケーション『MAGNET Field』をメジャーアップデート、Ver.5.0をリリースいたしました。 GNSS観測において「作業規程の準則」に対応したほか、トータルステーションを用いた測量においても機能の充実など、様々な強化を図っています。

MAGNET Field Ver.5.0 主なアップデート内容

GNSS観測

1)「作業規程の準則」に対応

  • 公共測量 作業規程の準則に対応した一連の観測および出力が可能となりました。GNSS計算プログラムであるGNSS-Proと連携して、帳票の作成まで行うことができます。

2)点検計算の追加

  • 「測量計算」メニューから「点検計算」が行えるようになりました。採用データと重複データを選択し、重複したベクトルを比較して較差を求めることができます。また、ラインを生成し閉合差による点検も可能です。
  • 「放射観測」を行っている最中に再初期化を行い、同一点を観測し、点検計算を行えます。
  • 「放射観測」を行う度にリアルタイムに点検計算を行えます。同一点名で記録し、その2点の較差チェックや閉合計算が可能です。

3) セッション情報の追加

  • RTK観測においてセッション情報を追加でき、別のデータコレクタで測定情報を読み込むことが可能となりました。これにより別データコレクタの測定データを使用して、比較が行えます。観測セッション名は通算日に対応しています。
  • 観測中にセッションの変更も可能です。

4) GNSS計算プログラムGNSS-Proへのデータ出力

  • GNSS-Proにデータを受け渡すことができるDLFフォーマットが追加されました。これにより、帳票の出力が可能となりました。

5) 衛星の飛来予測を確認

  • 観測計画アイコンが追加され、新たにみちびきやBeidouやGalileo衛星の飛来予報が確認できるようになりました。指定期間における衛星数、PDOPの時間推移も確認でき、現場での計画に役立ちます。

 

トータルステーション観測

1) Vサーチ機能の追加

  • 放射観測(モータードライブトータルステーション)時に、測定時にポールの下端を視準し、測定ボタンをクリックすると、水平角を記録したあと、自動で鉛直方向にサーチを行い、プリズムを視準して鉛直角と斜距離を測定・記録するVサーチオフセット測定に対応しました。

2) 測量計算の強化

  • 対辺測定の際、「A→B、A→C」の測定方法が追加され、「A→B、B→C」と「A→B、A→C」のいずれかを選択できるようになりました。

3) 対回観測の強化

  • 対回観測終了後の良否判定を分かりやすくするため、「観測結果一覧」画面で「制限内チェック」のスタータス表示が追加されました。

 

GNSS観測 / トータルステーション観測 共通

1) 横断観測機能の強化

  • 横断形状表示 横断観測中に平面図の表示に加え、視覚的な横断形状の表示が追加されました。現場でのリアルタイムな確認が行えます。
  • トータルステーション横断とポール横断の切り替え 横断観測画面上に「ポール横断」アイコンが追加され、同一断面上で交互に切り替えながらポール横断観測が可能になりました。
  • 横断結線機能の追加と横断結線データの出力 横断形状をSIMAフォーマットで出力することが可能*となりました。 *横断観測データの出力は不可

2) 路線設計の路線杭名の強化

  • 路線杭名で「No./SP./Sta.」の選択が可能となりました。また、独自の冠詞をつけることが可能となりました。
  • 路線測量時に役杭名(KA,KE,BC,ECなど)の選択が可能になりました。

3) 測設機能の強化

  • マップビュー表示中に、測設点をダイレクトに選択し、測設を行うことが可能となりました。

4) 文字入力の簡略化

  • 数字入力画面が追加され、座標の手入力時に数字入力画面がデフォルトで選択されるように変更されました。

詳しくは、トプコンのウェブサイトで。