法面作業にICTを活用!「現場の安全」にi-Construction
2019年3月5日

危険きわまりない法面作業にICTを活用! 「現場の安全」のための新たなi-Construction

現場の3Dデータは容易に作れて用途は無限 どんどん作りどんどん使わないと勿体ない!

山梨県南アルプス市の湯澤工業は、公共土木を中心とする土木建設業と、産業廃棄物の中間処理やバイオマス事業の2本柱で展開する建設会社です。当初、下請けの専門工事会社としてスタートしましたが、高い技術で実績を積み重ね、地場の元請け工事会社として確固たる地位を築いています。それだけに地域で最も早くからi-Constructionの導入も進めており、特に「現場の安全」に重点を置いた独自のi-Con工事で注目を集めています。そのi-Con戦略について担当の湯沢信氏と湯沢満氏に伺います。

YDNを知りi-Conへの挑戦を開始

           

元は専門工事会社だったそうですね?
湯沢信氏

ええ、祖父が2tダンプ1台で始めた会社です。元は下請けの仕事が中心でしたが、現在では国交省の現場も年4~5本取れるようになり、大小取り混ぜ年間50現場ほど動かすようになっています。現場はどこも良い成績をいただいていますし、きちんと利益もあげています。現場の人の技術はもちろん意識が高く、これが1番の武器でしょう。また、企業が実力を問われる時代となったのも追風になっています。当社も新しい流れを取り入れ、一歩でも二歩でも先を行きたいですね。

 

i-Constructionの取組みもその一環で?
湯沢信氏

一番のきっかけは、偶然読んだ「やんちゃな土木ネットワーク(YDN)」の記事です。YDNは最新土木技術の活用を目指す建設業ネットワーク組織ですが、そのYDNのICT活用記事を読み、感銘を受けました。大企業の事例ならともかく、私たちと同じ中小企業がやっていることに驚いたのです。中小企業の多くが、ICTや3Dの活用など「ことさらやる必要のないプラスアルファの仕事」と考えていたのに、あえてそれに挑む彼らは、常識外れの面白すぎる人たちだ、と(笑)。そこで2016年暮にお会いして話を伺って、いろいろ見えてきたものがあったのです。

続きは、福井コンピュータのウェブサイトで。

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