トプコンとオートデスク、戦略的パートナーシップを締結
2019年3月18日

                                ~建設・土木業界向けのワンストップ ソリューションを提供~

株式会社トプコン(本社:東京都板橋区、代表取締役社長:平野 聡)と、オートデスク株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:織田 浩義)は、建設・土木分野における「働き方改革」の実現に向け、戦略的パートナーシップ契約(インディペンデント・ソフトウェア・ベンダー バンドル契約)を締結しました。

建設・土木分野向けソフトウェアを世界中で提供しているオートデスクと、ポジショニング機器(測量機器や ICT 建機)の世界的シェアを持つトプコンが、ハードウェアとソフトウェア、またクラウドサービスも一体化した建設・土木向けワンストップ ソリューションを提供します。これにより導入からトレーニング、サポートまでが体系化され、建設現場での作業効率が大幅に向上するだけでなく、デジタルデータを活用した施工管理が更に推進され、業務全般のトータルな「生産性の向上」が実現します。

近年、建設・土木分野では国土交通省が、3 次元データを一気通貫で活用することにより、工事プロセス全体の生産性向上を図り、魅力ある建設現場を目指す「i-Construction* (アイ・コンストラクション)」を推進しており、建設現場の生産性を 2025 年度までに 2 割向上を目指す方針が示されています。

また、建築分野においてもデジタルモデルを活用する「BIM (ビルディング・インフォメーション・モデリング)」を軸とする新しいワークフローを目指し、BIM ガイドラインが公開され、試行プロジェクトが進められています。

今回のパートナーシップ締結により、これまで建設プロジェクトにおける課題であった設計データと施工現場でのデータ連動のギャップの解決や作業者間の3次元モデルを活用したコミュニケーションや設計変更等のタイムリーな共有などが実現します。

トプコンとオートデスクは、全国規模での BIM および CIM (コンストラクション・インフォメーション・モデリング) の普及の促進、国土交通省が提言する「2025 年までに建設現場での生産性の 2 割向上」、さらには図書管理、品質管理や保守維持管理分野においても建設・土木分野における「生産性の向上」を目指します。

ワンストップ ソリューション例
3 次元墨出しソリューション

  • レイアウトナビゲーター Topcon LN-100
  • Autodesk AEC コレクション (建設・土木分野向けソフトウェア群)
  • Autodesk BIM 360 (クラウドベースの建設プロジェクト管理プラットフォーム)

3 次元データ収集ソリューション

  • 3D レーザースキャナー Topcon GLS-2000
  • Autodesk AEC コレクション (建設・土木分野向けソフトウェア群)
  • Autodesk BIM 360 (クラウドベースの建設プロジェクト管理プラットフォーム)

※ i-Construction は、国土交通省国土技術政策総合研究所の登録商標です。

詳しくは、オートデスクのウェブサイトで。

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