「建設の匠」/目指すは無人化! ICT建機の今と未来【後編】

2019年5月27日
スーパーゼネコンが牽引するICT建機の世界

ICT建機を積極的に現場で活用しているのは、やはりスーパーゼネコンです。

鹿島・竹中土木・三井住友JVが施工中の小石原川ダム建設工事では、7台の無人建機が稼働していました。これは鹿島の「A4CSEL」(クワッドアクセル)というシステムで、土をダンプで運び、ブルドーザーで一定の厚さに敷きならし、ローラーで所定の回数を締め固める作業を無人で行います。

写真/鹿島建設

写真/鹿島建設

コマツや酒井重工業の建機が走り回っていますし、建機メーカー以外に、測量機器メーカーなども加わっていると思います。これはゼネコン側にニーズがあって、彼らが音頭をとって開発している例です。

キャタピラー×大成建設のコラボも興味深いです。

写真/大成建設

写真/大成建設

これらスーパーゼネコンは技術研究所を有し、電気や機械分野のさまざまな専門スタッフを抱えています。彼らと建機メーカーがこのように表立って組むということは、いずれはキャタピラーがこの成果をシステムとして、開発能力を持たない他の建設会社に供給・販売する可能性もあります。

いずれにしても各社は省人化や自動化に向けて、それぞれの得意分野で開発している印象です。ぜひ最新技術を駆使して、業界を牽引していってもらいたいものです。

続きは、「建設の匠」サイトで。