9/24東京、建築点群サロンで“まちの断捨離”について講演
2019年9月17日

建築点群フォーラムに向けて -イブニングサロン-

「建築点群フォーラム」のプレイベントとして、「建築点群サロン」を開催致します。

●日時 2019年9月24日(火)18:15-20:50
●場所 品川区立総合区民会館「きゅりあん」7Fイベントホール 東京都品川区東大井5-18-1 JR&東急 大井町駅徒歩1分
●入場料 無料(但し、交流会は有料、2,000円)
タイムスケジュール
時間 内容
18:30-18:35 挨拶
18:35-18:50 家入ラボ、家入龍太氏 旧都城市民会館のデジタルアーカイブに学ぶ“まちの断捨離”

氏名、組織名、肩書、アドレス 家入龍太(いえいり・りょうた) 建設ITジャーナリスト/(株)イエイリ・ラボ 代表取締役 info@ieiri-lab.jp
テーマ 旧都城市民会館のデジタルアーカイブに学ぶ“まちの断捨離”
自己紹介 1985年日本鋼管(現JFEエンジニアリング)入社。89年に日経BP社に移り、「日経コンストラクション」副編集長や建設総合サイト「ケンプラッツ」初代編集長などを歴任。2010年に独立し、株式会社イエイリ・ラボを設立するとともに、フリーの建設ITジャーナリストに。公式サイト「建設ITワールド」やYahoo! ニュースなどで積極的に情報発信を行っている。主な保有資格は、中小企業診断士、1級土木施工管理技士、1級アマチュア無線技士、自家用飛行機免許などがある。
発表概要 メタボリズム建築の代表作として1966年、建築家・菊竹清訓氏の設計により1966年に完成した旧・都城市民会館は、この夏から解体が始まっている。 この貴重な建物を、3Dレーザースキャナーなど計測し、点群データとして残すプロジェクトのクラウドファンディングが公開されるとSNSで話題となり、2日後には目標額の50万円をクリアし、最終的にはその3倍程度の資金が集まりそうだ。 最高額の「5万円」に対しては、旧・都城市民会館の超高解像度点群データが贈られるが、ファンディング参加者には“おまけ”としてスマホなどで見られるAR版の都城市民会館データが贈られた。 有名建築物をリアルに保存すると、維持管理に巨額の費用がかかるだけでなく、時代に合わなくなった建物がまちの一等地を占拠することで、新たな発展が阻害されることにもなる。その点、点群やARなどでバーチャルデータとして保存しながら、古い建物を解体して新しい建物ができることで、まちの新しい発展にもつながる。 これこそ、点群やARならではの、“まちの断捨離”効果といえるだろう。
18:50-19:05 株式会社U’s Factory、上嶋泰史氏 高精度3D計測サービス手法と最先端実例集(ラスベガスでの最新発表)

テーマ 高精度3D計測サービス手法と最先端実例集(ラスベガスでの最新発表)
氏名、組織名、肩書、アドレス 株式会社U’sFactory 代表取締役 上嶋泰史 神奈川県横浜市保土ヶ谷区神戸町134番地 横浜ビジネスパーク イーストタワー11階 HP: https://us-factory.jp/
自己紹介 1993年(株)竹中工務店入社。統轄責任者を含む10年の現場経験後、技術研究所、本社、見積部、技術部と実務経験20年間の実績を経て、2012年にU’sFactoryを設立。「見積装置及び見積もりプログラム」の発明者。1級建築士、1級施工管理技士
発表概要 Leica Geosystems Japanの推薦で6月に開催された、HEXAGON LIVE 2019 in LASVEGASの日本代表となる発表内容をはじめ、建築・設備工事・プラント・自動運転用高精度3D地図の作成など最先端の事例や手法を紹介する。 参考:https://leica-geosystems.com/ja-jp/case-studies/reality-capture/jp-us-factory-rtc360-case-study
19:05-19:20 早稲田大学、石田航星氏 建築生産における3次元計測技術に期待すること

テーマ 建築生産における3次元計測技術に期待すること
氏名、組織名、肩書 石田航星 早稲田大学理工学術院創造理工学部建築学科 講師(専任)
自己紹介 2012年4月 早稲田大学創造理工学部助手、2014年3月 博士号取得(早稲田大学)、2014年4月 工学院大学建築学部助教、2018年4月より現職。建築施工や測量に関する講義・研究を担当。
発表概要 建築分野に置ける3次元レーザースキャナを用いた研究の歴史は古く、BIMの登場以前から研究が実施されてきた。しかしながら、施工分野へのBIMの普及と比べると普及したとは言い難い。ただ、これはBIMデータが多くの新築工事で作成されるようになると、建築物の3次元モデルが利用できるようになり、いよいよ3次元レーザースキャナの利用環境が整うように期待している。一方で、建築物の生産プロセスの一部に3次元レーザースキャナをはじめとする最先端技術を導入するだけではなく、生産プロセス全体をBIM設計と3次元計測を前提としたものに再編成していかなければ、なかなか高価な器機を導入するメリットが見出しづらいと思われる。本発表では3次元レーザースキャナなどの計測技術を活用するために必要だと思われる技術に関する考察を行う。
19:20-19:35 株式会社日建設計、四戸俊介氏 建築点群等の先端技術活用と建築設計

テーマ 建築点群等の先端技術活用と建築設計
氏名、組織名、肩書 四戸俊介 3Dセンター室
自己紹介 1978年生まれ。日建設計入社。設計部を経て、BIM推進を行う3Dセンター室へ配属。
発表概要 令和の時代は、建築設計の手法が変革の時期を迎えるかもしれません。ドラフティングツールがCADからBIMという手法に代わろうとしています。同時に、BIMは様々な先端技術とのデータ連携ができるようになってきました。 世の中では3Dスキャナで撮影してできる点群データを基にして、建築図面を復元する取り組みが起こりはじめています。革新的な技術ですが、点群データが誤っている場合、建築図面も誤ってしまうため、3Dスキャナを目的に応じ適切に活用することが大切だと考えています。日建設計グループでは図面の復元を目的としたルールを作成し、運用を開始しました。 ご来場のみなさまの内、ご希望の方々には弊社ルールブックを配布させていただこうと思っています。多くの方に見ていただき、広く意見を頂戴できればと思っております。 点群をはじめ各先端技術が建築等の業務で正しく活用され、広まっていくこと、その先にどんなことが起こるのかをみなさまと共に考えていけたらと思っております。
19:35-20:05 各スポンサー(ファロージャパン(株)、(株)エリジオン、(株)富士テクノリサーチ、(有)リビングCG、ほか)
20:05-20:50 懇親会

詳しくは、建築点群フォーラムのウェブサイトで。

(Visited 1 times, 1 visits today)
関連記事
Translate »