A0サイズの複合機と言えば、大判プリンターの上に、大判スキャナーが別付けされた巨大なマシンを思い浮かべてしまいます。
ところが、11月26日に日本ヒューレット・パッカード(以下、日本HP)が発売したA0プラス対応の大判複合機「HP DesignJet T830 MFP」は、これまで常識を打ち破った斬新なデザインです。
スキャナー部分はプリンターとスマートに一体化され、サイズは幅1403mm×奥行き629mm×高さ1155mmと、設置面積は
ナ、ナ、ナ、ナント、
従来のA1判複合機並み
というコンパクトさなのです。
大判プリンターの印刷スピードは、A1サイズで1枚約25秒です。日本HPの新しい「HP Mobile Printing」システムにより、スマホアプリから遠隔操作や印刷ができます。また、大判スキャナーは最大914mm×8000mmまでの原稿を読み取ることができます。
工事現場用としての特徴は、ほこりっぽい場所や粗い床面上での輸送など、現場での過酷な使用条件を考慮して、オプションで防塵性や耐衝撃性を高めるための開閉式の「ハードプロテクトカバー」も用意され、輸送用の大きなタイヤのキャスターもセットされています。
輸送時や非使用時は、プリンターやスキャナーの開口部が完全に覆われるので、ほこりの侵入を防ぐことができます。
気になるお値段ですが、
ナ、ナ、ナ、ナント、
49万8000円(税別)
と、かなりリーズナブルになりました。
「大は小を兼ねる」とも言いますから、オフィスや現場事務所にコンパクトなA0判複合機を1台置いておくと便利に使えそうですね。
「HP DesignJet T830 MFP」のプロモーションビデオ
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