管理人のイエイリです。
BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)やCIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)、そしてi-Constructionに取り組む企業に欠かせないのが高性能のワークステーションです。
最近のワークステーションは、スリム型やノート型など、小型化が進んでいますが、日本HPは2017年1月中旬、驚くべき新製品を発売することになりました。
同社によると“世界初”となるミニワークステーションで、「HP Z2 Mini G3 Workstation」という製品です。
驚くべきは、そのサイズです。
ナ、ナ、ナ、ナント、
21.6×21.6×5.8cm
と、手のひらに収まってしまうこらいの小ささなのです。
そのため、狭いオフィスでもデスクの上下やディスプレーの背面、壁面など、いろいろな場所に自由に取り付けることができます。
サイズは小さくても、かなり高性能です。ベースとなったのは、コンパクト設計の「HP Z240 SFF Workstation」です。
プロセッサーには最新世代のIntel Xeon、グラフックスチップにはNVIDIAの次世代プロフェッショナル向けのものが搭載されており、最大6台のディスプレーを接続できます。
小さくても、静音性や信頼性、パフォーマンス、耐久性は従来のワークステーションと変わりません。20以上の主要なソフトの認証を取得しており、BIM/CIM関連のソフトではRevitやMicroStation、VectorworksのほかAutoCADやInventor、SOLIDWORKSなどが含まれています。
私が驚いたのは、ストレージも小型化していることでした。大容量ファイルを高速で処理できる「HP Z Turboドライブ」にも対応しており、その形は
増設カード
そのものです。
気になるお値段ですが、13万5000円(税抜)からとのことです。設計者の机は、ますますシンプルになっていきそうですね。