手のひらに収まる! 日本HPが世界初のミニワークステーション発売
2017年1月13日

管理人のイエイリです。

BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)やCIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)、そしてi-Constructionに取り組む企業に欠かせないのが高性能のワークステーションです。

最近のワークステーションは、スリム型やノート型など、小型化が進んでいますが、日本HPは2017年1月中旬、驚くべき新製品を発売することになりました。

同社によると“世界初”となるミニワークステーションで、「HP Z2 Mini G3 Workstation」という製品です。

驚くべきは、そのサイズです。

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

21.6×21.6×5.8cm

 

と、手のひらに収まってしまうこらいの小ささなのです。

そのため、狭いオフィスでもデスクの上下やディスプレーの背面、壁面など、いろいろな場所に自由に取り付けることができます。

“世界初”となるミニワークステーションで、「HP Z2 Mini G3 Workstation」(以下の写真:日本HP)

“世界初”となるミニワークステーションで、「HP Z2 Mini G3 Workstation」(以下の写真:日本HP)

ディスプレーの背面に取り付けた例

ディスプレーの背面に取り付けた例

サイズは小さくても、かなり高性能です。ベースとなったのは、コンパクト設計の「HP Z240 SFF Workstation」です。

プロセッサーには最新世代のIntel Xeon、グラフックスチップにはNVIDIAの次世代プロフェッショナル向けのものが搭載されており、最大6台のディスプレーを接続できます。

小さくても、静音性や信頼性、パフォーマンス、耐久性は従来のワークステーションと変わりません。20以上の主要なソフトの認証を取得しており、BIM/CIM関連のソフトではRevitやMicroStation、VectorworksのほかAutoCADやInventor、SOLIDWORKSなどが含まれています。

左からZ240、Z240 SFF、そして今回発売のZ2 Miniワークステーション

左からZ240、Z240 SFF、そして今回発売のZ2 Miniワークステーション

最大6台のディスプレーを接続できる

最大6台のディスプレーを接続できる

私が驚いたのは、ストレージも小型化していることでした。大容量ファイルを高速で処理できる「HP Z Turboドライブ」にも対応しており、その形は

 

増設カード

 

そのものです。

1TBの「HP Z Turboドライブ」。増設カードと同じようなサイズでこの記憶容量には驚かされます

1TBの「HP Z Turboドライブ」。増設カードと同じようなサイズでこの記憶容量には驚かされます

気になるお値段ですが、13万5000円(税抜)からとのことです。設計者の机は、ますますシンプルになっていきそうですね。

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