管理人のイエイリです。
街を歩いているとき、「ここはいい街並みだな」「こんなところに住んでみたいな」と思うこともあるでしょう。
しかし、アパートやマンションの空室や販売物件を調べるためには、現在の住所を確認したうえ、不動産会社のウェブサイトなどで探す必要があります。
現在地を中心にして、いい物件を探すのは手間ひまがかかりますね。
そこで不動産情報サイトを運営するLIFULL(ライフル)は、スマートフォン用の物件検索アプリ「LIFULL HOME’S」に、画期的な機能を追加し、iOS版を2018年5月24日にリリースしました。(Android版は6月中旬リリース予定)
ナ、ナ、ナ、ナント、
スマホを街並みにかざす
だけで、スマホの画面に映っているエリアにあるマンションやアパートの空室や売り物件をスピーディーに探せるのです。
その名も名実通り「かざして検索」という機能で、AR(拡張現実)技術を使って街なかの物件を、直感的に探せるものです。
散歩中に目にとまったマンションにカメラをかざすと、空室があればアイコンが表示され、そこから間取りや家賃をチェックすることができます。
対象物件数は約100万件で、居住用の賃貸物件や新築・中古マンションが対象です。対象エリアも全国となっています。
アプリの開発には、かなりの技術が使われています。例えば、カメラに映った映像から
AIで建物を判別
する技術や、現在位置とカメラの向きから建物の位置を推定する技術、物件情報データベースからその建物や周辺の建物を検索する技術などを、LIFULLが独自に開発しました。
そしてこれら一連の技術は特許出願中とのことです。
「LIFULL HOME’S」アプリや「かざして検索」機能は無料で使えますので、スマホを持っている方は試してみてはいかがでしょうか。