タブレットが工事用カメラに!電子小黒板から写真台帳に自動仕分け

2019年2月1日

管理人のイエイリです。

工事現場で記録写真を撮るとき、小さな黒板に工種や撮影場所などを書き込んで現場に置き、その文字が読み取れるように撮影するということが長年、行われてきました。

しかし、2017年2月に国土交通省はカメラ内に「電子小黒板」という仮想の黒板を表示しながら、現場の風景と一緒に写し込む方法を認可して以来、現在では約半数の現場に普及しているとのことです。

そこでルクレ(本社:東京都港区)は、この電子小黒板を使って工事写真の撮影や仕分けを簡単に行えるデジタルカメラ「蔵衛門 Padシリーズ」の3機種を2019年2月21日に発売することになりました。

ナ、ナ、ナ、ナント、

防水・防じんのタブレット

を、工事写真専用のデジタルカメラにしてしまったのです。(ルクレのプレスリリースはこちら

2019年2月21日に発売される「蔵衛門 Padシリーズ」(写真:特記以外は家入龍太)

2019年2月21日に発売される「蔵衛門 Padシリーズ」(写真:特記以外は家入龍太)

 

最もタフな特別仕様の「蔵衛門 Pad Tough」(写真:ルクレ)

最もタフな特別仕様の「蔵衛門 Pad Tough」(写真:ルクレ)

3機種ともそれぞれ、防水、防じんの堅牢(ろう)なAndroid版タブレットをベースに開発されたカメラ専用機となっています。

代表的な機種は、10インチ型の「蔵衛門 Pad」(本体価格9万9800円、税別。以下同じ)と、軽量で狭い現場でも使いやすい8インチ型の「蔵衛門Pad mini」(8万9800円)です。

このほか今回、500台限定で特別仕様の8インチ型の「蔵衛門 Pad Tough」(11万9800円)も発売されます。

「蔵衛門 Pad Tough」は、通常のガラスの6倍の強度を持つ化学強化ガラス「ゴリラガラス3」を搭載し、ケースがいらない耐衝撃ボディーとなっています。また、極寒や猛暑の現場でも使えるように、マイナス20℃~60℃まで動作できるようになっています。

タブレット型のカメラは画面が大きいので、従来のデジカメに比べて電子小黒板に記入しやすく、画面内で大きさや位置を調整しやすいというメリットがあります。

ルクレ オンラインビジネス本部ソリューションビジネス部営業課の宮保恵さんに、使い方を実演してもらいました。

蔵衛門 Padを構える宮保恵さん

蔵衛門 Padを構える宮保恵さん

工種名などは画面上で指で入力できる(資料:ルクレ)

工種名などは画面上で指で入力できる(資料:ルクレ)

画面内の位置や大きさの調整も簡単。黒板を透明にすることもできる

画面内の位置や大きさの調整も簡単。黒板を透明にすることもできる

あとは被写体に向けて撮るだけ

あとは被写体に向けて撮るだけ

電子小黒板入りの写真が撮れた

電子小黒板入りの写真が撮れた

これまではデジカメで撮影した写真を事務所に持ち帰り、写真に写った黒板の文字を読み取りながら、パソコンのフォルダに仕分けする作業がありました。

しかし、蔵衛門 Padシリーズはこの作業がいりません。というのは、パソコンにつなぐだけで、電子小黒板に書かれた文字データを使い、同社の工事写真管理ソフト「蔵衛門御用達2020 シリーズ」に、

自動的に仕分け

し、工事写真台帳を作ってくれるからなのです。

電子小黒板のデータを使って写真管理ソフトに自動仕分けしてくれる(資料:ルクレ)●

電子小黒板のデータを使って写真管理ソフトに自動仕分けしてくれる(資料:ルクレ)●

電子小黒板に記入する文字データなどは、あらかじめパソコンで作って蔵衛門 Padに読み込ませておくこともできます。

デジカメと写真管理ソフトがデータ連携すると、工事写真にかかわる業務の生産性がぐっと向上しそうですね。

ルクレでは「蔵衛門 Padシリーズ」と「蔵衛門御用達2020シリーズ」の発売に先立ち、本日(2019年2月1日)から2月20日まで先行予約販売を行います。「蔵衛門 Padシリーズ」1台につき、「蔵衛門御用達2020 Standard」が1本無料で付いてきて、発売日の2月21日に出荷されます。

詳しくは、公式サイト「蔵衛門.com」(https://www.kuraemon.com)をご覧ください。

 
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