練り混ぜ温度も自動計算!コンクリ技術者必携のアプリ「MyConcrete」
2019年8月28日

管理人のイエイリです。

暑さもピークを過ぎたとはいえ、まだまだ1日の平均気温が25度を超える日が多くあります。工事現場でコンクリートを打設するときは「暑中コンクリート」という扱いで、コンクリートの温度が上がりすぎないように注意が必要です。

こんなとき、便利なスマホ用アプリが、コンクリート混和剤などを展開するBASFジャパン(本社:東京都中央区)が無料公開されました。

その名も「MyConcrete」というもので、iOS版Android版が用意されています。

コンクリートのことなら何でもわかるスマホアプリ「MyConcrete」(以下の資料:BASFジャパン)

コンクリートのことなら何でもわかるスマホアプリ「MyConcrete」(以下の資料:BASFジャパン)

その内容は、

ナ、ナ、ナ、ナント、

現場用コンクリート辞典

といえるほど、コンクリートの基礎知識から実際の製品までを網羅しているのです。(BASFジャパンのプレスリリースはこちら

コンクリート中の「空気量」についての説明

コンクリート中の「空気量」についての説明

なかなか見られないコンクリートのミクロな空げき写真

なかなか見られないコンクリートのミクロな空げき写真

関連するBASFジャパンの混和剤の情報

関連するBASFジャパンの混和剤の情報

各混和剤の詳細な解説。PDFカタログもダウンロードできる

各混和剤の詳細な解説。PDFカタログもダウンロードできる

例えば、土木施工管理技士の試験に出てくるような「空気量」や「スランプ」、「コンクリート配合」などの基礎知識については、辞典のように簡潔に解説されています。

もう少し、具体的に現場レベルで問題を解決するためには、BASFジャパンのAE剤(空気連行剤)や減水剤などの製品情報について、詳しい情報を見ることができ、PDFカタログのダウンロードも簡単に行えます。

そして、極め付きは様々な自動計算機能が付いていることです。

例えば、セメントや粗骨材・細骨材、練り混ぜ水の温度をスライドバーで入力し、各材料の重量をインプットすると、

練り混ぜ後の温度

が表示されます。

練り混ぜ後のコンクリート温度の自動計算機能

練り混ぜ後のコンクリート温度の自動計算機能

また、自分が今いる場所を登録しておくと、気温や湿度、風速を自動的に調べてくれて、コンクリートの表面蒸発度も自動計算してくれます。

今いる場所の気温、湿度、風速は自動入力してくれる

今いる場所の気温、湿度、風速は自動入力してくれる

コンクリート温度やセメント系材料のりょうによって表面蒸発度を自動計算

コンクリート温度やセメント系材料のりょうによって表面蒸発度を自動計算

まさに、現場でコンクリートを扱う技術者にとって、このアプリは必携とも言えるでしょう。コンクリートの基礎的なことがわかるので、建築・土木関係者を問わず、スマホに1本入れておくと便利に使えそうですよ。

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