ARCHICADで配筋モデリング!グローバルBIMがアドオンソフトを発売

2020年1月31日

管理人のイエイリです。

グラフィソフトジャパンのARCHICADと言えば、意匠設計用のBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)ソフトというイメージがありましたが、最近では施工分野で使われることも多くなりました。

それをさらにプッシュするARCHICAD 23用のアドオンソフト、「smartCON Planner R」が、本日(2020年1月31日)、鹿島グループのグローバルBIM(本社:東京都港区)から発売されました。

ナ、ナ、ナ、ナント、

ARCHICADで複雑な配筋

のBIMモデルを自動的に作ってくれるのです。

「smartCON Planner R」で作成したARCHICAD用の配筋モデル(以下の資料:グローバルBIM)

「smartCON Planner R」で作成したARCHICAD用の配筋モデル(以下の資料:グローバルBIM)

これだけ複雑な配筋のBIMモデルを、鉄筋1本1本、手入力していたのではとても生産性は高まりません。

そこでこのアドオンソフトでは、「配筋モード」でモデリング作業を自動化しました。

構造図の配筋要領から主筋の本数やかぶり、ピッチなどの数値を画面で入力して、その仕様が適用される柱や梁をARCHICAD上で選択するだけで、詳細なBIMモデルを一気に作ってくれるのです。

構造図の配筋要領から、主筋の本数やピッチなどを入力すると配筋のBIMモデルが自動的に作られる

構造図の配筋要領から、主筋の本数やピッチなどを入力すると配筋のBIMモデルが自動的に作られる

自動作成された配筋モデルを見て、鉄筋のすき間(空き)や定着長などを変えたいときは、「編集モード」によって鉄筋のモデルを見ながら数値入力やマウスによる選択・移動によって、リアルタイムに鉄筋モデルの各部を変更できます。

これらの機能を使って、杭頭に設置するベース金具や鉄骨が入り組んだ複雑な配筋モデルを作成できます。

「編集モード」によって定着長や空き、アンカーの角度、鉄筋の色などをリアルタイムに変更できる

「編集モード」によって定着長や空き、アンカーの角度、鉄筋の色などをリアルタイムに変更できる

杭頭のベース金具に入り組んだ配筋モデルの例

杭頭のベース金具に入り組んだ配筋モデルの例

鉄骨を巻き込んだ配筋モデルの例

鉄骨を巻き込んだ配筋モデルの例

さらにこんな複雑なモデルも

さらにこんな複雑なモデルも

さらに地盤の掘削・埋め戻しと配筋、コンクリート打設などを考慮した

納まり検討や施工手順

も行えるのです。

地盤の掘削や埋め戻し、コンクリート打設などを考慮した納まりや施工手順の検討も可能

地盤の掘削や埋め戻し、コンクリート打設などを考慮した納まりや施工手順の検討も可能

最後には、作成された配筋のBIMモデルから、平面図、立面図、断面図などの図面も自動的に作れます。

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グローバルBIMでは、BIMを使って施工計画を作成する「smartCON Planner」というARCHICAD用のアドオンソフトを発売していましたが、今回、発売された「smartCON Planner R」は、その機能を配筋まで拡張するものです。

気になるお値段ですが、配筋用の「smartCON Planner R」は1ライセンス当たり20万円(税別)も年間保守費用が5万円(同)となっています。

施工計画用の「smartCON Planner」(左)と配筋用の「smartCON Planner R」(右)

施工計画用の「smartCON Planner」(左)と配筋用の「smartCON Planner R」(右)

同社では2月7日に名古屋で「Global BIM BIMサミット」というイベントを開催しますが、すでに満席とのことです。施工段階でのARCHICAD活用に対する注目の高さを物語っていますね。

 
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