ロボットアームで落とし物も拾えます!産業用水中ドローンが登場

2020年5月19日

管理人のイエイリです。

港湾の護岸や防波堤などの建設工事では、水中が平らに掘削されているか、ケーソンや杭などが所定の場所に設置されているかなどを確認するのに、ダイバーが必要になることがあります。

しかし、水深が深いと作業の危険度も高まりますので、そう簡単にダイバーによる作業を行うことはできません。

そんな時、気軽に水中の様子を調べられる水中ドローンが、パソコンパーツの総合サプライヤーであるシー・エフ・デー販売(本社:名古屋市中区)から発売されました。

同社が代理店を務めるQYSEA社が開発した「FIFISH V6s」という製品で、カメラだけではなく、

ナ、ナ、ナ、ナント、

ロボットアームを搭載

しているのです。(シー・エフ・デー販売のプレスリリースはこちら

ロボットアームを搭載した産業向け水中ドローン「FIFISH V6s」(以下の写真、資料:シー・エフ・デー販売)

ロボットアームを搭載した産業向け水中ドローン「FIFISH V6s」(以下の写真、資料:シー・エフ・デー販売)

本体は、6つのスラスター(スクリュー)が付いており、最高3ノット(1.5m/秒)で水中を360°自由に動き回ることができます。

水中から引き上げたいものを発見した場合は、ロボットアームの先端を開いて接近し、カメラの映像を確認しながらつかみます。

あとはドローン本体についたケーブル(耐荷重:80kgf)を、地上から引っ張り上げるだけです。

ロボットアームの握力は5kgfで、重さ10kgまでのものを引き上げることができます。深さは100mまで潜れるようなので、かなり活動範囲は広そうですね。

水中の物体をつかんだドローン

水中の物体をつかんだドローン

20200519image04

ロボットアームでつかむときは、ドローン搭載カメラで確認して作業を行う

ロボットアームでつかむときは、ドローン搭載カメラで確認して作業を行う

つかんだ後は、地上からケーブルを引っ張るだけ

つかんだ後は、地上からケーブルを引っ張るだけ

水中ドローンの大きさは383 x 331 x 143 mmで重量は4.1kg。大型バッテリーを搭載し、

最長6時間の稼働

にたえられます。

バッテリー容量は前モデルから60%もアップ。最長6時間の稼働が可能だ

バッテリー容量は前モデルから60%もアップ。最長6時間の稼働が可能だ

部品には高い耐性を持つ「SUS316」ステンレスを使用

部品には高い耐性を持つ「SUS316」ステンレスを使用

気になるお値段ですが、36万円前後とリーズナブルです。港湾工事を行っている現場に1台あると、重宝しそうですね。

 
 ←記事に対するご意見、ご感想をどうぞ!


「建設ITワールドマガジン」無料購読受付中!最新設計手法「BIM」「CIM」の最新情報も充実!。現在の購読者数は部です。(携帯用のアドレスは登録できても配信されませんのでご注意ください

関連記事


Translate »