管理人のイエイリです。
港湾の護岸や防波堤などの建設工事では、水中が平らに掘削されているか、ケーソンや杭などが所定の場所に設置されているかなどを確認するのに、ダイバーが必要になることがあります。
しかし、水深が深いと作業の危険度も高まりますので、そう簡単にダイバーによる作業を行うことはできません。
そんな時、気軽に水中の様子を調べられる水中ドローンが、パソコンパーツの総合サプライヤーであるシー・エフ・デー販売(本社:名古屋市中区)から発売されました。
同社が代理店を務めるQYSEA社が開発した「FIFISH V6s」という製品で、カメラだけではなく、
ナ、ナ、ナ、ナント、
ロボットアームを搭載
しているのです。(シー・エフ・デー販売のプレスリリースはこちら)
本体は、6つのスラスター(スクリュー)が付いており、最高3ノット(1.5m/秒)で水中を360°自由に動き回ることができます。
水中から引き上げたいものを発見した場合は、ロボットアームの先端を開いて接近し、カメラの映像を確認しながらつかみます。
あとはドローン本体についたケーブル(耐荷重:80kgf)を、地上から引っ張り上げるだけです。
ロボットアームの握力は5kgfで、重さ10kgまでのものを引き上げることができます。深さは100mまで潜れるようなので、かなり活動範囲は広そうですね。
水中ドローンの大きさは383 x 331 x 143 mmで重量は4.1kg。大型バッテリーを搭載し、
最長6時間の稼働
にたえられます。
気になるお値段ですが、36万円前後とリーズナブルです。港湾工事を行っている現場に1台あると、重宝しそうですね。
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