建設ICT
2016年11月24日
生コン工場での出荷や現場での受け入れ、打設完了などの情報をリアルタイムに全現場関係者間で共有します。その情報はCIMモデルにひも付けることにより維持管理にも使えます。まさに生コン工事のIoTです。

2016年11月10日
キャタピラージャパンはi-Construction対応のブルドーザー「Cat D6K2」を発売しました。クラウドと連携してリアルタイムに土工の進ちょく管理や車両の稼働状況の把握が行えます。

2016年11月3日
トプコンとベントレー・システムは両社のクラウドを相互乗り入れすることで、3D技術を使った測量、設計、施工までをシームレスにつなぐクラウドを開発。「コンストラクショニング」という新概念を提唱しています。

2016年11月1日
ベントレー・システムズ社のインフライベントが今年も英国・ロンドンで開幕しました。ライバルのオートデスク社に対する強みは「ライフサイクル・マネジメント」まで、3Dモデルがつながることだそうです。

2016年10月14日
無人化施工や情報化施工は、コストが高すぎると思いませんか。大林組と大裕は、ナント、低コストの遠隔操縦装置を自作してしまったのです。一般のバックホーに取り付けられるので、無人化施工が身近になりました。

2016年10月5日
実機や人工衛星による測量技術を持つパスコが、ドローンを使った土工管理用のソフトを発売しました。計測データと3D設計モデルを比較して土量計算などが行えます。現場での利用を考慮して月単位で契約できます。

2016年9月15日
ドローンで施工管理を行うためには機体の選定、経験あるパイロット、飛行許可申請、3Dモデル作成など手間ひまがかかります。日立システムズはこれらを一括して外注できるクラウドサービスを開始しました。

2016年8月30日
岩の割れ目で切り取られた「キーブロック」があると、トンネルを掘り抜いたときに落ちてくる危険があります。大林組はCIMを使ってこの崩落個所をピンポイントで予知できるシステムを開発しました。

2016年8月26日
情報化施工で使われるバックホー用のマシンガイダンスシステムは1000万円近い投資が必要ですが、北海道の沢口産業は3D墨出しシステムを使って自作し、現場で使っています。コストはナント150万円です。

2016年8月8日
福井コンピュータが9月に発売する施工管理システムは、設計値に対する出来形を「ヒートマップ」で見える化する機能が付いています。土工の施工管理も3Dデータによるスマートなものに変わりつつあるようですね。

2016年8月5日
コマツは3Dデータで自動制御できるICTバックホー「PC128USi-10」を発売しました。運転席にはステレオカメラを備え、その映像から現場周辺の現況地形をほぼリアルタイムで3Dモデル化できるのです。

2016年8月1日
14リットルの農薬を積み、約40分間飛行できるガソリンエンジン付きの大型ドローンが今秋、テラドローンが発売します。価格は300万円程度と安く、パワフルなので、工事現場でのワイヤ設置などに使えるかも。

2016年7月20日
あのソフトバンクC&Sが、工事現場での測量用ドローンシステムを発売することになりました。オートデスクのBIM/CIMソフトをセットにしたパッケージも販売します。

2016年7月14日
活断層や液状化、地下遺構などの「地盤リスク」を3Dで見える化し、現場の突発的な問題発生によるコスト増のリスクを減らすことができます。建機メーカーが建設コンサルの商品を売る時代になりました。

2016年7月13日
杭工事や地盤改良工事は地中で行われるだけに、施工状況を直接、見ることはできません。そこで安藤ハザマは、様々な施工データを、3Dで見える化しました。杭工事の信頼回復にも大きく貢献しそうですね。

2016年7月7日
フジタはFEM解析モデルなどをCIMモデルに自動変換するプログラムを開発しました。応力などの解析結果を、構造物上で見える化できます。解析モデルからCIMモデルを作るという新たな手法にも注目です。

2016年6月21日
2個一組の造形ヘッドを使って、鉄筋を両側からはさみ込むようにしてコンクリート状の材料を噴出し、鉄筋コンクリート建物を造る新方式の3Dプリンターを中国企業が開発。2階建て住宅を45日間で完成させました。

2016年6月20日
オランダの建設会社2社が、3Dプリンターを使って実物の打ち込み型枠を造形することに成功しました。複雑なデザインの住宅や高架橋などの土木構造物を低コストで施工でき、2017年の実用化を目指しています。

2016年6月14日
ドローンにレーザースキャナーを搭載し、空からダム現場を短時間で高精度に測量しました。写真測量と違って草木の下に隠れている地表面の形も3D計測できます。30kgの荷物が搭載できるドローンが使われました。

2016年6月13日
山岳トンネル工事で発破用の孔を掘る削孔作業が、これまでの4人から1人になりました。削孔スピードも2倍になり、削孔作業の労働生産性は8倍に上がりました。鹿島ではトンネルの無人化施工も目指しています。

2016年6月10日
北海道奈井江町の砂子組は情報化施工を社内で積極展開するため、全社組織のICT施工推進室を設置しました。社内のノウハウや技術を共有し、土木だけでなく、建築や炭鉱事業まで情報化施工を積極展開していきます。

2016年6月8日
国交省が推進する「i-Construction」に対応できる技術者を育成するため、トプコンは「神戸トレーニングセンタ」を開設しました。建機を実際に動かしながら情報化施工を学べます。

2016年5月11日
日建連がこのほど無料公開した2016年版の「施工CIM事例集」は、昨年版を大幅に上回る48事例が収録され、パワーアップしました。モデル構築費用まで紹介。よくぞここまで書いてくれたと感謝したくなります。

2016年5月9日
清水建設はバックホーに3Dスキャナーを搭載してコンクリート表面を計測。ダムコンクリートの締め固め完了時期を自動判定するシステムを開発しました。ダム工事もi-Construction化が進んで来ました。

2016年4月28日
4月20日に行われた平成28年度文部科学大臣表彰の表彰式には、「3次元情報の利活用のための社会基盤技術の振興」で表彰された4人の研究者の姿もありました。彼らは皆、関西大学大学院の卒業生だったのです。

2016年4月21日
油圧ショベルのブーム、アーム、バケットと、回転運動する部分の動きを自動制御することで、バケットを設計図の直線や平面に沿って正確に動かせます。前に仕上げた法面に続けて施工する場合は現場合わせでOKです。

2016年4月12日
沖縄県のNPO法人グリーンアースは、3年前から全国の建設現場のCIMモデリング支援を行ってきました。最近はドローンによる3D計測をはじめとするi-Constructionにも果敢に取り組んでいます。

2016年4月8日
4月1日、コマツがICTブルドーザーとICT油圧ショベルの販売を始めました。クラウドサービスやドローンによる測量も同時発売し、建機はソリューションビジネスに変化してきました。

2016年4月1日
国交省は3Dによる設計、施工を行う「i-Construction」に関する15の基準を改訂しました。大手建設会社にとって、土工でのICT活用はもはや義務づけられたといっても過言ではありません。

2016年3月17日
急成長するEVベンチャーのテラモーターズは、次の新規事業として、ドローンによる土木測量分野に参入しました。土木測量で実績のあるリカノスから事業譲渡を受け、スピード感をもって全国展開を進めます。

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