ため池の設計計算 リリース。土地改良事業団設計指針「ため池設備」に準拠
2012年10月29日

プログラム概要
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  「土地改良事業団設計指針「ため池設備」」を主たる適用基準として、ため池の設計計算(堤体の安定計算)をサポートするプログラムです。
 

  関連情報
新製品紹介


  プログラムの機能と特長
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  ●基準書・参考文献

  • 土地改良事業設計指針「ため池設備」平成18年2月 農林水産振興局整備部設計課監修 社団法人 農業土木学会発行
  • 土地改良事業計画設計基準 設計「ダム」 基準書・技術書(共通編) 農林水産省農村振興局 平成15年4月
  • 土地改良事業計画設計基準 設計「ダム」 技術書[フィルダム編] 農林水産省農村振興局 平成15年4月
  • 防災調節池等技術基準(案) 解説と設計実例 社団法人 日本河川協会 平成19年9月 増補改定

●計算内容

  • 水理計算(貯留効果)をサポートすることにより、水理計算で算出した計算結果(水位高、堤体形状)を用いることを可能としており、水位ケースを最大6水位について湿潤線を自動生成してため池の安定計算を行うことができます。

    画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
    ▲メイン画面

●堤体工法

  • 均一型、傾斜遮水ゾーン型、中心遮水ゾーン型を指定することができます。

●ドレーン及び押え盛土

  • ドレーンまたは、押え盛土の何れかを指定することができます。

    画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
    ▲基本条件入力画面

●水理計算

  • 流域
    流域の設置数は最大50個指定可能です。また、1つの流域に複数の流域、面積を指定することが可能です。

    • 降雨強度式・・・タルボット型、シャーマン型、久野・石黒型、クリープランド型、近畿地方整備局型、山梨県型を指定可能で、これらの式を複数式の合成、合計することも可能であり、実雨降雨(降雨強度、降雨量、流量)についても指定することができます。
    • 降雨波形・・・前方集中、中央集中、後方集中が指定可能です。
    • ハイドログラフ・・・合理式に対応しています。

    貯留効果
    水位容量計算は、せつ頭錐体、平均面積を有する柱体の何れかを指定することができます。

    洪水吐き
    設計洪水流量、余裕高、水位高、堤高、堤頂幅を算出します。

●堤体形状

  • 左右の堤体寸法を入力画面で確認することにより簡単に入力することが可能です。

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    ▲堤体形状入力画面

●水位ケース

  • 以下の6ケースについて安定計算を行うことが可能です。

    水位名称 貯水池 背後池
    完成直後
    常時満水位
    設計供水位
    水位急降下
    サーチャージ水位
    中間水位

    ▲水位ケース一覧表

●結果確認

  • 水理計算結果(貯留効果)についてHTML形式で詳細に確認することができます。

    画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
    ▲水理計算結果画面

    安定計算結果について水位ケース毎にHTML形式で詳細に確認することができます。

    画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
    ▲安定計算結果画面

●計算書出力

  • 出力設定画面における出力スイッチに従い、プレビュー画面で出力書式を確認していただき、ファイル、プリンタへ出力します。 

詳しくは、フォーラムエイトのウェブサイトで。

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