新製品 鋼断面の計算(限界状態設計法)リリース
2014年10月20日

プログラム概要

ライン

本製品は、鋼連続合成橋(I桁)及び単純合成桁(箱桁)について、限界状態設計法による主桁の設計計算を支援するプログラムです。合成後に対して、終局限界状態及び使用限界状態について照査を行います。
  プログラムの機能と特長

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 適用範囲

 

  • 本製品が対象としている部材及び状態は以下の通りです。
    対象項目 概要
    対象部材 主桁 I桁、箱桁(一室)
    垂直補剛材 ×
    ずれ止め ×
    横桁 ×
    対象状態 架設系
    完成系 終局限界状態
    使用限界状態
    疲労限界状態 ×
 適用基準および参考文献

適用基準

  • 設計要領第二集(橋梁建設編) 平成21年7月 中日本高速道路 ※道路橋示方書(平成24年3月)には対応しておりません。

参考文献

  • 設計要領第二集(橋梁建設編) 平成21年7月 東日本高速道路・中日本高速道路・西日本高速道路
  • 道路橋示方書・同解説Ⅱ 鋼橋編 平成24年3月 (社)日本道路協会
  • 道路橋示方書・同解説Ⅱ 鋼橋編 平成14年3月 (社)日本道路協会
  • 鋼・合成構造標準示方書 総則編・構造計画編・設計編 平成19年3月 (社)土木学会
  • AASHTO LRFD Bridge Design Specifications Third Edition 2004,2004,American Association of State Highway and Transportaion Officeals

 

 主な機能と特長

 

  • 鋼連続合成橋(I形)及び単純合成桁(I形、箱形)について、限界状態設計法による主桁の設計計算を支援プログラムです。照査は架設系と完成系に分けて行います。架設系では、架設段階で鋼桁に生じる最大断面力に対して、道路橋示方書に従って照査します。完成系の終局限界状態では、基本的にAASHOTの考え方に従ってコンパクト断面、ノンコンパクト断面の判定より断面決定を行います。 設計荷重は、道路橋示方書の降伏に対する荷重組合せを参考に、コンパクト断面では(1.3D+2.0L)、ノンコンパクト断面では(1.3D+2.0L+C+S) とします。 ノンコンパクト断面では温度変化の影響を省略し、コンパクト断面ではクリープ・乾燥収縮も省略します。

    完成系の使用限界状態では、実際に起こりうる最大荷重(D+L+C+S+T) に対して、鋼材が永久変形を起こさないように設計します。 本設計では、最大応力が降伏あるいは座屈に対して15%の余裕(1.15の安全率)を持つようにします。

  • 画像をクリックすると大きな画像が表示されます。 画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
    ▲適用可能な主桁断面

     

 照査結果

照査結果の出力帳票については、断面力一覧、照査結果一覧表、詳細出力の3種類の出力を行います。照査結果一覧表は、1枚の出力に計算結果をまとめており、結果全体を把握する場合に適しております。詳細出力は、多くの情報を出力していますので、計算過程を追うことができます。

詳しくは、フォーラムエイトのウェブサイトで。

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