更生管の計算 Ver.2 リリース
2015年5月25日

プログラム概要ライン
我が国では下水道の整備に伴い、下水道管路施設の総延長は44万kmを超えています。そのうち、布設後50年を超える管
路も1万kmに達しています。今後も高度経済成長期に敷設された管路が次々と耐用年数を迎え、老朽化が進んでいきます。管きょ更生工法は、非開削で行える
管きょの効率的な老朽化対策であり、今後ますます利用されるものと思われます。以下に本製品の概要を紹介いたします。
  Ver.2.00.00 改訂内容 <2015年 5月 21日リリース> NEWライン
  1. 複合更生管の照査機能追加対応(はりばねモデルの線形解析による鉛直断面照査、継手の耐震計算)
  プログラムの機能と特長ライン
■適用基準更生管は、その構造形式として自立管や複合管に分類することができますが、本製品ではまず、更生材のみで新設管と同様の耐荷能力を有する自立管の計算をサポートします。適用基準として、公益社団法人
日本下水道協会「管きょ更生工法における設計・施工管理ガイドライン(案)」及び「更生管の手引き(案)」に準拠しています。また、緩み土圧の計算方法に
ついては、同協会の「下水道推進工法の指針と解説」を参考にしています。

■常時の検討

更生自立管の常時の計算(管厚算定)では、作用荷重として、土による鉛直土圧と活荷重による鉛直土圧を考慮します。土による鉛直荷重の算定方法は、管周辺
の地盤が乱されない場合はヤンセン公式、乱される場合は直土圧公式、推進工法で布設された管きょについては緩み土圧で算出するのが基本となり、プログラム
では任意に選択が可能となっています。活荷重による鉛直土圧は、T荷重の後輪荷重によるものとなり、「道路橋示方書・同解説」(社団法人日本道路協会)に
準じたものとなります。

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▲図1 ヤンセン公式説明図

詳しくは、フォーラムエイトのウェブサイトで。

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