大好評の江副弁護士「建設現場トラブル相談所」の第21回目を公開
2015年10月18日

第21回:排水管敷設工事でヒューム管にひび割れがあった場合、発注者からの敷設し直し要求に従うべきか?

雨水排水管敷設工事の完成検査でヒューム管のひび割れを確認。
発注者の要求通り、ヒューム管をすべて撤去し敷設する必要がある?

ある地方自治体から雨水排水管敷設工事を受注し、工事を完成させ、発注者の完成検査を受けたところ、敷設したヒューム管にひび割れが確認されたことから、発注者からヒューム管をすべて撤去して、敷設し直すよう要求されました。

このような場合、当社は発注者の要求に従わなければならないのでしょうか。


(※写真はイメージであり、本記事とは無関係です。)

施工業者は、瑕疵に対して補修を行う場合、相当な方法での補修で足りるとされ、管の敷設し直しまでの義務は負わされないと考えられます。

この事例には、3つのポイントがあります。

  1. ひび割れの原因
  2. 工事完成前に施工業者の負う法的責任
  3. 法的に求められる是正方法

順に説明いたします。

続きは、福井コンピュータのウェブサイトで。

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