BIM の相互運用性
相互運用性に関するオートデスクの取り組み
建物や土木インフラが複雑な程、BIM(Building Information Modeling)データとそれをサポートするアプリケーションもまた複雑になります。オートデスクは、他のベンダーに比べ、BIM ワークフローを促進するアプリケーションをより多く提供しています。しかし重要と考えているのは、建築建設関係者が設計、施工、運用プロセスのどの段階に おいても、どのソフトウェア ベンダーのアプリケーションでも自由に使用できる状態を実現することです。オートデスクは、業界全体における相互運用性の向上を目指して、積極的な取り組 みを行っています。
オートデスクが支援している buildingSMART International は、業界を牽引する相互運用性の標準規格 IFC を開発し、管理しています。2011 年以来、オートデスクの IFC Open Source export for Revit をダウンロードしたユーザ数は 100,000 人を超えています。オートデスクは、IFC 読み込み/書き出しに関する認定を、他のベンダーよりも多く取得しています。
オートデスクは、BIM データ標準規格 COBie(Construction Operations Building Information Exchange)に関する buildingSMART の取り組みを支援してきました。2013 年 1 月、オートデスクは、buildingSMART 主催の中立的審査 COBie Design Challenge for Architectural Design and Coordinated Design に合格し、追加のプロセスや編集を必要としない完全な COBie 準拠品を開発したことにより、100% の肯定的評価を獲得しました。
オートデスクは、汎用ハードウェアで起動するアプリケーションをリリースした最初の大手 CAD ベンダーとして、オープン化への取り組みをさらに進めています。主な活動は次の通りです。
- 自社主力製品との間でデータのやり取りを行う方法(DXF)を他の大手 CAD ベンダーに先駆けて公開
- Revit の IFC 読み込み/書き出しツールをオープン ソース化
- ベンダーの先陣を切って厳しい審査基準に合格し、IFC 2×3 Coordination View 2.0 認定を獲得
- buildingSMART の前身団体 International Alliance for Interoperability の創立に貢献
- BIM のオープン性を促進する buildingSMART の取り組みを強力に支援
詳しくは、オートデスクのウェブサイトで。