最新版BuildIT Construction 2018.5のリリースを発表
2018年9月24日

FARO、画期的な最新版BuildIT Construction 2018.5のリリースを発表

機能強化により、情報に基づく建設ライフサイクルのための透明性を向上

BuildIT Construction ソフトウェア2018.5バージョンにより、Traceable Construction™における優れたアカウンタビリティに対して、継続的なプロジェクト評価のための新しいワークフローや強化機能を提供。

レイク・メアリー、2018年9月 – ファクトリーメトロジーと建設BIM/CIM分野において世界で最も信頼性の高い3次元測定とイメージングソリューションを提供するFARO (NASDAQ: FARO)は、最新版のBuildIT Construction (2018.5)のリリースを発表しました。BuildIT Constructionソフトウェアは総合的な検証ソフトウェアソリューションです。これにより、建設に従事する専門家は、自動化ワークフローと強力な確立済みプラットフォームで構成された1つのソフトウェアエコシステムを使用して、プロジェクトを加速し、廃棄を最小限に抑えることができます。

Focus Laser Scannerでの登録

複数のインポートソリューションが利用できるようになり、ソフトウェア統合は、よりシームレスに実行可能です。BuildIT 2018.5により、インポート中に直接Focus Laser Scannerデータファイルを登録できるようになります。様々な現場ワークフローのための登録ソフトウェアが不要となり、1つのソフトウェアソリューションで現場検証プロセスを実現するため、結果としてワークフロー効率が向上します。作業工程を劇的に減らしながら、現況のデータ取得から検証レポート作成までの時間を半分に短縮できることが、BuildITの主な差別化要素です。

Autodesk® Revit™ファイルインポート

AECの専門家にとってBuildIT Construction 2018.5の特長は、2015~2018.5バージョンからAutodesk® Revit®のネイティブファイルのインポートが可能なことです。この結果、主要なBIM設計ツールからのネイティブファイルインポートによる、モデル比較プロセスがより迅速になりました。このRevit™ファイルインポート機能のもうひとつの利点として、データ変換制限による情報損失が回避できること、そして、様々なソフトウェアプラットフォームと検証レポート内で、オブジェクトのプロジェクトIDを使いトレーサビリティが改善できることが挙げられます。

IFCファイルインポートに対応

Revitファイルインポート機能に加え、BuildIT 2018.5により、IFC 2×3およびIFC 4.0ファイルもインポートできます。IFCファイルは建設業界で共通基準のため、設計モデルに対する検証がより効率よく、簡単になります。

公差判定

BuildIT Constructionの新しいタンク容量分析コマンドにより、様々なタンク形状を分析できるようになります。タンクの容量を理解することで、信頼性が高く追跡可能な方法で、正しい容量を記録できるようになります。施設管理者はタンク容量を計算し、高速インターバルに基づいたキャリブレーション用のチャートを作成できます。床の平面度や水平度検査やトポグラフィ曲線から、建設対象物の変形計測まで、重要な検査を正確かつ迅速に行うことができるようになります。

表示のカスタマイズ

標準E57ファイル形式でのカラーモデルのエクスポートにより、BuildIT Construction 2018.5 ユーザーは、分析結果をAutodesk® Navisworks®やその他のプロジェクトマネージャーBIMモデルビューアーに3Dモデルとして転送できます。これにより、一般的なビューアーで視覚化を行う完全に新しい方法を実現し、建設プロジェクト管理を簡素化し、トレーサビリティにより問題を迅速に発見できます。さらに、BuildIT Constructionの2018.5バージョンにより、現地の基準やプロジェクト要件に合わせて、偏差ヒートマップをカスタマイズできます。この機能により、割り当てた色に基づき、公差外エリアをさらに素早く検知できます。最後に、床の平面度、梁の反りや偏差などによる再作業や修理が必要なプロジェクトエリアを完全に特定できるようになります。

BuildIT Construction 2018.5により、プロジェクトマネージャーは建設現場の現状と設計データや以前の状態と比較できるようになり、追跡可能な方法で差異や偏差を発見でき、最終的に的確な判断をより迅速に行えます。最終的に、予定・予算通りに建設プロジェクトが完了でき、ストレスや材料廃棄も軽減できます。スキャンインポート中の新規登録ワークフローと、IFCファイル読み込み機能のある新しい2018.5バージョンは、ユーザーワークフローをさらに合理化し、建設BIM設計ソフトウェア市場全体の問題に対処できるようになります。

BuildITソフトウェアアップグレードに関する詳細は、下記をご覧下さい。

https://www.faro.com/BuildITConstruction/jp

詳しくは、FAROのウェブサイトで。

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